History

ツールバー メニュー ステータスバー

ヒストリ
メイン
メイン2
ツール

メニューにはありません。

ヒストリを記録

Historyコマンドは、コマンドの入力ジオメトリ(元のジオメトリ)と結果の関連を記憶し、入力ジオメトリに変更があった場合に、結果をそれに合わせて更新します。

例えば、ヒストリの記録と更新がオンになっている場合、ロフトサーフェスは元の曲線を編集すると変更されます。

操作手順

  1. ステータスバーヒストリを記録ペインをクリックします。

    • 現在のまたは次のコマンドのヒストリのみが記録されます。

    • ヒストリを記録ペインを右クリックして、ヒストリを常に記録を有効にすると、ヒストリをサポートするすべてのコマンドでヒストリを記録できます。

  2. Loftコマンドなどのヒストリを使用できるコマンドを使って、曲線からサーフェスを作成します。

  3. 元の曲線を編集します。
    サーフェスが更新されます。

コマンドラインオプション

記録

デフォルトのヒストリを記録設定をコントロールします。

一般的に記録オプションはいいえにしておき、ステータスバーのヒストリを記録ペインをヒストリを記録したい際に使用するとよいでしょう。ヒストリを記録すると、コンピュータのリソースがより使用され、保存ファイルのサイズが大きくなります。

更新

入力を編集すると自動的に出力を更新することができます。これは速度が遅い場合があり、ワークフローに干渉する可能性もあります。

このオプションがいいえに設定されている場合、手動でオブジェクトを更新するには、HistoryUpdateコマンドを使用します。

ロック

子オブジェクトの直接のジオメトリ編集を防ぐために、ヒストリを使用して作成された子オブジェクトをロックします。(子オブジェクトのジオメトリを編集すると、親オブジェクトへのヒストリのリンクが壊れます。)

ヒストリがロックされたオブジェクトは、入力(元のオブジェクト)として使用したりプロパティの編集に使用するため選択が可能ですが、ジオメトリは変更できません。完全なロックが必要な場合、子オブジェクトを選択しLockコマンドを使用してロックします。

フィルタリングされたオブジェクトを選択しようとすると、選択フィルタツールバーが点滅します。ヒストリのあるオブジェクトをドラッグしようとしたり、変形しようとすると、「子をロック」が選択されている場合、「X個のヒストリがロックされているオブジェクトを変形できません。」とエラーメッセージが表示されます。

コマンドセッションで一人のロックを一時的に無効にするには、コマンドを「!&」で始めます 詳細...

ヒストリ破損の警告

結果のオブジェクトと元のオブジェクトのリンクが壊れるような操作が行われた際に、警告ダイアログを表示します。リンクを元に戻すには、Undoコマンドを使用します。

注意

元のオブジェクトと結果のオブジェクトのリンクは簡単に壊れるため、ヒストリを維持するには次のことを覚えておいてください。

  • ヒストリを子(結果の)サーフェスから消去しない。
  • 子サーフェスを作成するのに使用した親ジオメトリ(曲線、サーフェスなどの元のオブジェクト)を削除しない。
  • 子サーフェスの制御点を編集したり、移動しない。
  • 親と子を一緒に移動しない。
  • オブジェクトの結合は、オブジェクトのヒストリを壊す。
  • Rhinoの以前のバージョンで保存されたヒストリは、それより新しいバージョンで無効になる場合があります。
注釈ヒストリの記録

寸法関連のコマンドのヒストリの記録をオンまたはオフにします。はいがデフォルトの値です。

ヒストリオプションの上書き

ヒストリをオン、オフにするコマンドの接頭表記

コマンド名の前にこれらのショートカット記号をタイプすると、ヒストリの記録をオン/オフにすることができます。

# (ハッシュ記号)

続いて記述されるコマンドのヒストリの記録をオンにします。

例えば: #ArcBlend

% (パーセント記号)

続いて記述されるコマンドのヒストリの記録をオフにします。

例えば: %ArcBlend

ヒストリを使用できるコマンド

下のアイコンと記述のあるコマンドは、ヒストリが有効です。

 ヒストリが使用可能

次のコマンドはヒストリが使用できます。

関連コマンド

HistoryUpdate

ツールバー メニュー

ヒストリ

メニューにはありません。

HistoryUpdateコマンドは、親オブジェクトの編集に基づいて、オブジェクトを再定義します。

操作手順

コマンドラインオプション

すべて

すべてのオブジェクトを更新します。

HistoryPurge

ツールバー メニュー

ヒストリ

メニューにはありません。

HistoryPurgeコマンドは、オブジェクトとその子オブジェクトからヒストリを消去します。

ヒストリの記録は、ファイルサイズを大きくします。必要に応じて必要のないヒストリは消去してください。

注意

HistoryPurgeは、元に戻せません。

操作手順

コマンドラインオプション

すべて

モデルのすべてのオブジェクトからヒストリのデータを消去します。

SelChildren

ツールバー メニュー

ヒストリ
ヒストリを選択

編集

オブジェクトを選択 >

ヒストリ >

SelChildrenコマンドは、選択されたオブジェクトの子オブジェクトを選択します。

コマンドラインオプション

(これらのオプションは事前選択では表示されません。)

すべて

オブジェクトが選択されていない場合、すべてオプションはすべての子オブジェクトを選択します。

選択前に他のオブジェクトの選択を解除
はい

子オブジェクトが追加された時に、現在のオブジェクトを選択から取り除きます。

SelChildrenコマンドの繰り返し
いいえ

子オブジェクトが追加された時に、現在のオブジェクトの選択を維持します。

SelChildrenコマンドの繰り返し
注釈を無視

ヒストリの記録で作成された注釈オブジェクトを選択しません。

SelParents

ツールバー メニュー

ヒストリ
ヒストリを選択

編集

オブジェクトを選択 >

ヒストリ >

SelParentsコマンドは、選択されたオブジェクトの親オブジェクトを選択します。

コマンドラインオプション

(これらのオプションは事前選択では表示されません。)

すべて

オブジェクトが選択されていない場合、すべてオプションはすべての親オブジェクトを選択します。

選択前に他のオブジェクトの選択を解除
はい

親オブジェクトが追加された時に、現在のオブジェクトを選択から取り除きます。

SelParentsコマンドの繰り返し
いいえ

親オブジェクトが追加された時に、現在のオブジェクトの選択を維持します。

SelParentsコマンドの繰り返し

次もご覧ください。

ヒストリを用いてオブジェクトを編集する

ヒストリの説明 - 1/2

 

 

 

Rhino 8 for Mac © 2010-2024 Robert McNeel & Associates. 29-4-2024