下のイメージでは、Rhinoのウィンドウの主な構成要素(機能)のいくつかを紹介しています。
タイトルバーは、現在のモデルのファイル名を表示します。
ファイル名をクリックすると、ファイル名の変更、ファイルの場所の変更、タグの追加、またはモデルのロックができます。
アプリケーションメニューバーは、Rhinoのコマンドを機能ごとにまとめて表示します。通常使用されるコマンドのほとんどはメニューにあります。
Rhino > 設定を選択すると、Rhinoのアプリケーションの環境設定を管理できます。
ツールバーコンテナはツールバーのコレクションです。コンテナのそれぞれのツールバーはタブとして表示されます。タブをクリックしてツールバーを切り替えます。
ツールバーには、コマンドを起動するグラフィカルアイコンが含まれています。多くのアイコンには、右マウスボタンをクリックするとアクセスできる2つ目のコマンドが設定されています。アイコンにマウスポインタを重ねた時に表示されるツールヒントには、左と右のボタンの機能が表示されます。
ボタンが1つだけあるマウスまたはトラックパッドの場合、2つ目のコマンドにはCtrlキーを押しながらクリックすることでアクセスできます。
コンテナをカスタマイズするには、ボタンをクリックします。
コマンドコンテナには、コマンドボックスとサイドバーが含まれています。コマンドの実行中、コマンドコンテナにはコマンドプロンプトとオプションが表示されます。
コマンドオプションはコマンドの動作を変更します。例えば円を作成する場合、円はデフォルトではアクティブな作業平面に作成されます。オプション名をクリックするか、オプションの下線付きの文字を入力すると、動作が変更されます。
コマンドボックスはコマンドを入力する場所です。Rhinoのウィンドウがアクティブな場合、パネルの値ボックスに入力中でない限り、タイプした内容はコマンドラインに入力されます。
「Circle」とタイプします。
コマンド名が認識できるだけの文字が入力された時点で、Circleコマンドの表示が自動的に完了(オートコンプリート)します。Enterキーを押すか、オートコンプリートのリストのコマンド名をクリックします。オートコンプリートのリストは、入力に基づいて考えられるコマンドをフィルタリングします。よく使用するコマンドが上部に表示されます。
Circleコマンドのオプションが表示されます。
アクティブな作業平面に垂直に円を作成したい場合は垂直オプションを選びます。
コマンド名をタイプ中にオートコンプリートのリストが表示されます。オートコンプリート リストは、ファジーマッチ(あいまい一致)を使用します。オートコンプリート リストは、空白行で区切られた2つのコマンドリストで構成されます。最初のリストには、入力した文字列で始まる完全一致が含まれています。2つ目のリストには、入力された文字列との一致度に基づいて並べられた非完全一致が含まれます。
「サイドバー」は、現在アクティブなツールバーのタブに従って既存のコンテナを表示する特別なコンテナです。例えば、曲線ツールタブをクリックすると、曲線作成サイドバーのコンテナがサイドバーに表示されます。
右のコンテナには、いくつかのグローバルオプション、ドキュメントのプロパティ、またはコマンドダイアログへの素早いアクセスを提供するパネルのコレクションがあります。
コンテナをカスタマイズするには、ボタンをクリックします。
ビューポートは、オブジェクトの表示、ビューポートタイトル、背景、作業平面グリッド、ワールド軸アイコンなどを含むRhinoのモデリング環境を表示します。
オブジェクトが何も選択されていない場合、プロパティパネルにはビューポートのプロパティが表示されます。
それぞれのビューポートの左上隅にはビューポートタイトルが表示されます。
三角のボタンをクリックするか、ビューポートタイトルを右クリックすると、ビューの管理コマンドのメニューが表示されます。ほとんどのコマンドは、メニューバーのビューメニューで見つけることができます。
ビューポートのタイトルをクリックすると、オブジェクトの選択を解除せずにビューポートをアクティブにできます。
ビューポートタイトルをダブルクリックするとビューポートを最大化できます。また、複数のビューポートレイアウトを復元します。
ビューポートコントロールバーには、ビューポートのレイアウトを設定できるオプションが表示されます。
Top、Right、Front、Perspectiveの4つのビューポートを表示します。
現在のビューポートを最大化して、1つのビューポートを表示します。
ビューポートをクリックすると、そのビューポートがアクティブになります。これは1ビューポートレイアウトを使用している場合に便利です。
レイアウトパネルを開きます。レイアウトが何もない場合、新しいレイアウトが作成されます。
ステータスバーはRhinoウィンドウの一番下に表示されます。現在の座標系、カーソルの現在の位置と差分(カーソルと1つ前の点との距離、半径など)、そしてステータスバーペインを表示します。
作業平面 |
x |
y |
z |
インチ |
■ レイヤ |
グリッドスナップ |
直交モード |
平面モード |
Osnap |
スマートトラック |
自動作業平面 |
ガムボール |
ヒストリを記録 |
フィルタ |
情報 |
ボタンをクリックすると 、以前のコマンドとプロンプトがポップアップに表示されます。
右のコンテナのボタンをクリックします。
パネルを表示を選択します。
リストのコマンドヒストリを有効にします。
作業平面/ワールド座標のトグルです。
マウスカーソルの位置のx/y/z座標です。
現在の単位設定です。
作図(描画)コマンドを実行の際は、直前にピックされた点から現在の位置までの距離が表示されます。
オブジェクトが選択されている場合、レイヤペインには選択オブジェクトのレイヤが表示されます。
オブジェクトが選択されていない場合、レイヤペインには現在のレイヤが表示されます。
レイヤrペインをクリックすると、クイックコントロールにアクセスして、選択オブジェクトのレイヤを設定したり、レイヤの表示状態やステータスを変更することができます。レイヤのポップアップで右クリックすると、コンテクストメニューが表示されます。
コンテクストメニュー
そのレイヤのすべてのオブジェクトを選択します。サブレイヤのオブジェクトは除外されます。
選択されているオブジェクトをそのレイヤに移動します。
選択されているオブジェクトをそのレイヤにコピーします。
レイヤペインを右クリックすると、レイヤパネルが表示されます。
グリッドスナップスナップペインをクリックすると、グリッドスナップのオン、オフを切り替えることができます。
モードをオンにすると、ペインが明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
グリッドスナップのオプション
グリッドスナップのオン/オフ状態を切り替えます。これはグリッドスナップペインをクリックするのと同じです。
作業平面グリッドの表示、非表示を切り替えます。
グリッドのX軸とY軸の表示状態を切り替えます。
ビューポートの左下角にあるワールド座標アイコンの表示、非表示を切り替えます。
グリッドのスナップを指定します。現在のサイズが表示されます。
グリッドのドキュメントのプロパティを開きます。
直交モードペインをクリックすると、直交モードのオン、オフを切り替えることができます。
モードをオンにすると、ペインが明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
直交モードのオプション
直交モードのオン/オフ状態を切り替えます。これは直交モードペインをクリックするのと同じです。
直交角度を指定します。現在の角度が表示されます。
ハッシュ記号は、直交モードが有効な場合に現在の直交角度を示します。
マウスカーソルをビュー内の直前のピック位置の上または下に移動すると、作業平面のZ方向にスナップされます。
このメニュー項目は、Rhinoオプション > モデリング補助機能の直交モードを作業平面のZにスナップチェックボックスをトグルします。
モデリング補助機能のオプションを開きます。
平面モードペインをクリックすると、平面モードのオン、オフを切り替えることができます。
モードをオンにすると、ペインが明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
Osnapコントロールでは、どのオブジェクトスナップが現在有効になっているか分かります。
スナップのタイプが1つでも有効になっている場合、Osnapペインをクリックすると、無効チェックボックスがトグルされます。それ以外外の場合は、Osnapパネルの表示/非表示がトグルされます。
オブジェクトスナップが有効な場合、ペインは明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
Osnapのオプション
Osnapコントロールのオン/オフ状態を切り替えます。これはOsnapペインをクリックするのと同じです。
他のオブジェクトの背後に隠れているオブジェクトへのスナップをオンにします。
ロックされたオブジェクトにスナップできるようにします。
選択されたオブジェクトのみにスナップできます。
仮想交差にスナップできるようにします。
モデリング補助機能のオプションを開きます。
スマートトラックペインをクリックすると、スマートトラックモードのオン、オフを切り替えることができます。
モードをオンにすると、ペインが明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
スマートトラックのオプション
スマートトラックのオン/オフ状態を切り替えます。これはスマートトラックペインをクリックするのと同じです。
スマートトラックのオプションを開きます。
ガムボールペインをクリックすると、選択されたオブジェクトのガムボールのウィジェットの表示を切り替えることができます。
ガムボールをオンにすると、ペインは明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、ガムボールメニューが表示されます。
ガムボールメニュー
ガムボールのウィジェットをそのデフォルトの位置からドラッグして移動します。
ガムボールのデフォルトの位置と向きを呼び出します。
オブジェクトを回転すると、元の位置合わせに基づいてガムボールを作業平面軸またはワールド座標軸に整列するようにリセットします。
オブジェクトを選択する際に常にガムボールウィジェットを表示します。
自動ガムボールを無効にします。
ガムボールウィジェットは、作業平面のxyz方向に合わせられます。ガムボールの原点は、オブジェクトの作業平面の向きに合わせたバウンディングボックスの中心になります。
ガムボールウィジェットは、オブジェクトに合わせられます。
デフォルトの設定はオブジェクトのタイプによって異なります。
ガムボールウィジェットは、ワールドのxyz方向に合わせられます。ガムボールの原点は、オブジェクトのワールドの向きに合わせたバウンディングボックスの中心になります。
ドラッグの際、オブジェクトスナップが使用されます。
ドラッグの際、オブジェクトスナップは使用されません。
ガムボールウィジェットを表示すると、ガムボールの原点を中心にしてビューを回転します。それ以外の場合は、ビューを中心を中心にして回転します。
ガムボールのドラッグ量をマウスの移動の割合として設定し、ガムボールの移動速度をコントロールします。デフォルトの100%はガムボールをマウスで一定に移動します。
オブジェクトの移動、回転、スケール変更を微調整したい場合は(制御点の編集など)、強度を低く設定します。そうすると、マウスを大きく移動しても、ガムボールは少ししか移動しません。コントロールを閉じると、ドラッグ強度は100%にリセットされます。
ガムボールの設定を開きます。
自動作業平面ペインをクリックすると、その機能をオン/オフにできます。
モードをオンにすると、ペインが明るく表示されます。
詳細については、AutoAlignCPlaneコマンドのトピックを参照してください。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
自動作業平面のオプション
作業平面は、別の平面オブジェクト/サブオブジェクトを選択するまで、以前に選択した平面オブジェクト/サブオブジェクト上に残ります。(「くっついている」状態です。)
作業平面を現在の位置と方向にロックします。
キーボード: Ctrl(CMD)+1
自動作業平面ペインのロック/アイコンは、現在のロック状態を示します。
ロック状態を切り替えるには、ロックアイコンをクリックします。
作業平面を選択した曲線またはサーフェスの平面に合わせます。
作業平面のXとY軸を最も近いワールド軸に合わせて維持することを試みます。
作業平面のYをビューのカメラの上に合わせて維持することを試みます。
Ctrl(CMD)+Rを押すと、配置モードがオブジェクト、ワールド、ビューで順番に変更されます。
ヒストリを記録ペンをクリックすると、ヒストリの記録のオン/オフをトグルできます。
ヒストリを記録をオンにすると、ペインは明るく表示されます。
ペインを右クリックすると、オプションを設定できます。
ヒストリの記録のオプション
ヒストリをサポートするすべてのコマンドのヒストリの記録を、オフになるまでオンにします。
入力オブジェクトが変更された場合、自動的に子オブジェクトを更新します。
ヒストリを使用して作成したオブジェクトをロックします。
親と子オブジェクトの間の連結が壊れた際、警告メッセージを表示します。
情報のオプション
選択されたオブジェクトの数
選択されたオブジェクトのレイヤ
相対座標
曲線のパラメータ/UV座標
注釈スタイル
注記
絶対許容差
角度許容差
現在のレイヤ
現在のレイヤの線種
オフレイヤの数
現在のテキストフォント
作業平面名
作業平面/ユニバーサル作業平面
平行ビューのレンズ長
前回の保存からの経過時間(分)
CPU使用率
メモリ使用量
使用できる物理メモリ
ボタンをクリックすると、右のサイドバーを展開/折りたたむことができます。
折りたたまれている時は、パネルアイコンをクリックするとパネルが一時的に表示されます。
ツールバー | メニュー | ステータスバー |
---|---|---|
|
|
ToggleLeftSidebarコマンドは、Rhinoのウィンドウの左サイドバーの表示、非表示を切り替えます。
これはスクリーンエッジコマンドとして特に便利です。
ツールバー | メニュー | ステータスバー |
---|---|---|
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|
ToggleRightSidebarコマンドは、Rhinoのウィンドウの右サイドバーの表示、非表示を切り替えます。
これはスクリーンエッジコマンドとして特に便利です。
Rhino Wiki: Mac User Interface Features
Rhino 8 for Mac © 2010-2024 Robert McNeel & Associates. 29-4-2024