DirectionalLightコマンドは、平行な光線と方向で定義される太陽をシミュレートする光源を挿入します。

位置点 (1)、ドリー点 (2)、ターゲット点 (3)

メモ

• 指向性光源は、選択された方向を平行な光線で照らす光源です。指向性光源の位置は重要ではありません。 光源オブジェクトは単に、光が来る方向を示しているにすぎません。
• 光源の制御点表示をオンにし、制御点を移動またはドラッグすると、光源の方向とターゲットを編集することができます。
• 光源を方向を変更せずに移動するには、ドリー点（方向ベクトルの中点にある制御点）を移動します。

LinearLightコマンドは、蛍光灯を模倣した光源を挿入します。

PointLightコマンドは、単一の位置からすべての方向に光を放つ点光源オブジェクト（オムニライト）を挿入します。

RectangularLightコマンドは、光源点の配列から1方向に光を放つ矩形光源オブジェクトを挿入します。

位置点（1）、長さコントロール（2）、幅コントロール（3）、ドリー点（4）、ターゲット点（5）

メモ

• 光源の制御点表示をオンにし、制御点を移動またはドラッグすると、光源の方向、長さ、幅、そしてターゲットを編集することができます。
• 光源を方向を変更せずに移動するには、ドリー点（方向ベクトルの中点にある制御点）を移動します。

Spotlightコマンドは、モデルにフォールオフのある幅の狭い光線を放つ光源オブジェクトを挿入します。

スポット光源オブジェクトは円錐体の形で表示されます。この光源の効果は、ターゲットオブジェクトのフルレンダリングにのみに表示されます。

光源の色やオン・オフの設定はPropertiesコマンドを使用して行います。灰色のような暗い色を選択すると、シーンがあまり明るくなりません。

位置点（1）、ドリー点（2）、半径コントロール（3）、ターゲット点（4）、ホットスポットコントロール（5）

メモ

• スポット光源の制御点表示をオンにし、制御点を移動またはドラッグすると、スポット光源の方向、長さ、光線の角度、ホットスポットの角度、位置を編集することができます。
• 光源を方向を変更せずに移動するには、ドリー点（円錐体の頂点と底面の中心点の中点にある制御点）を移動します。
• 細い（半径の小さい）スポット光源は、幅の広い（半径の大きい）スポット光源よりも細かな効果を生み出します。
• スポット光源を表す円錐体は、光源の方向を表します。光源の範囲ではありません。
• スポット光源からの光の明るさは、円錐の頂点から離れるに従って弱くなることはありません。光の明るさは、距離に関係なく同じです。
• スポット光源の長さと幅（半径）は、その光源が空間で照らす範囲を決定します。
• 円錐の中心軸に近いほどオブジェクトは明るく照らされます。明るさは、円錐の幅の半分までは最大の強度を維持し、そこから円錐の縁にかけて徐々に弱まります。
• 光源に完全に照らされる領域は、スポット光源の硬さに影響されます。光の硬さを絞ったり和らげたりして、円錐の底面が定める照明エリアの境界線にあるぼかしをなくすこともできます。これを最もよく理解するには、平面を作成しそこにスポット光源を1つ作成して光を当てて、光の硬さパラメータを変えていろいろと試してみるとよいでしょう。

次もご覧ください。

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Render

光源を追加する