軽量押し出しオブジェクトは、メモリの使用量がより少なく、より速くメッシュ化でき、また従来のポリサーフェスよりも保存の際のデータ量が少なくなります。
軽量押し出しオブジェクト
従来のポリサーフェスで表現された「押し出し」を数多く含むモデルは、コンピュータのリソースを比較的多く使用し、そのため動作が遅くなることがあります。同じオブジェクトが(ポリサーフェスではなく)軽量押し出しオブジェクトとして作成された場合、モデルはリソースをそれほど使用せず、より軽く、安定して動作します。
UseExtrusionsコマンドを使用すると、軽量押し出しオブジェクトの使用の有無を設定することができます。Box、Cylinder、Pipe、ExtrudeCrvなどのコマンドに軽量押し出しオブジェクトを作成するようにするには、UseExtrusionsを実行して押し出しオプションを選択します。コマンドに従来のポリサーフェスを作成するようにさせるには、ポリサーフェスオプションを選択します。
メモ:押し出しオブジェクトをメッシュ化すると、「壁」の部分は常に押し出しの端から端まで続く四角メッシュでメッシュ化されます。キャップの部分は通常に三角形でメッシュ化されます。
影響するコマンド
このコマンドは、押し出しオブジェクトの使用の有無を設定します。押し出しを使用するように設定した場合、シンプルなソリッドやサーフェスを作成するRhinoのコマンドは可能な際、押し出しオブジェクトを使用するようになります。押し出しを使用しないように設定した場合、Rhinoは従来のサーフェスやポリサーフェスオブジェクトを使用するようになります。押し出しを使用しないように設定した場合、既存の押し出しオブジェクトは変更されません。
押し出しオブジェクトを選択します。ポリサーフェスやサーフェスオブジェクトは選択しません。このコマンドは、どのオブジェクトが押し出しオブジェクトなのかを確認したい場合に便利です。
押し出しを従来のポリサーフェスまたはサーフェスオブジェクトに変換します。既存の押し出しを置き換えるのか、または変換されたオブジェクトを追加するのかを選択できます。
SelPolySrf、SelOpenPolySrf、SelClosedPolySrf
従来のポリサーフェスのように見え、動作する押し出しオブジェクトを選択します。
SelSrf、SelClosedSrf、SelOpenSrf
従来のサーフェスのように見え、動作する押し出しオブジェクトを選択します。
可能な際、軽量押し出しオブジェクトを作成します。
軽量押し出しオブジェクトを作成します。
可能な際、軽量押し出しオブジェクトを作成します。
押し出しオブジェクトを分解すると、分解されたポリサーフェスになります。
「壁」の部分は常に押し出しの端から端まで続く四角メッシュでメッシュ化されます。キャップの部分は通常に三角形でメッシュ化されます。
V4のファイルとして保存の際、押し出しオブジェクトはポリサーフェスに変換されます。
押し出しオブジェクトはポリサーフェスやサーフェスの様に動作します。