Digitize

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3Dデジタイジング
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3Dデジタイザ >

接続

Digitizeコマンドは、3Dデジタイジングアームを接続、初期化します。

3Dデジタイザを始めるには

  1. デジタイジングアームの名前を選択します。
  2. アームを使って実際の世界の原点をピックします。
  3. アームを使って実際の世界のX軸をピックします。
  4. アームを使って実際の世界のY軸をピックします。
    この時、選択したX軸に対してY軸が垂直になっていなくても構いません。Rhinoがその調整を行ないます。
  5. Rhinoの原点をピックします。
  6. ワールド座標系を使用する場合はEnterを押します。
  7. RhinoのX軸をピックします。
  8. RhinoのY軸をピックします。
デジタイザを使って他のコマンドを使う

デジタイザはマウスと同じように使用することができます。Rhinoが点の入力を促すプロンプトを表示した際は、マウスで点をピックする代わりにデジタイザを使って入力が行えます。従って、曲線メニューに収められているすべてのコマンドは、デジタイザを使って操作できます。直線、円弧、円や曲線の作成が、マウスと同様デジタイザを使って行えます。

フットペダルを使用しないオプション

DigClickコマンドを使用すると、フットペダルを踏む代わりにF12 キーを押して同じ作業を実行することができます。フットペダルを踏むよりキーを使った方が操作がしやすい場合は、F12キーを使ってデジタイザで点をピックするとよいでしょう。

大きなオブジェクトをデジタイズする

サイズの大きなオブジェクトをうまくデジタイズするには、オブジェクトの1つの位置からその次の位置へとアームを移動しながら参照点を記録していきます。デジタイザは常に少なくとも参照点の2つのセットに届かなければなりません。

参照点を設定するには

  1. オブジェクトに参照点を付けます。
  2. デジタイザをテーブルで調整します。
  3. 参照点の最初の2セットをデジタイズします。
  4. 2つ目、3つ目の参照点のセットへ届くようにアームを動かします。
  5. 2つ目の参照点のセットを使ってデジタイザを調節します。
  6. 3つ目の参照点のセットをデジタイズします。
  7. 1つの参照点のセットから次のセットへと、すべての参照点がデジタイズされるまで移動を続けます。
MicroScribeで標準タイプ以外のプローブを使用する

MicroScribeとRhinoをMicroScribe標準タイプ以外のプローブで使用する場合、mstip.datファイルを編集し、次の手順に従ってください。(mstip.datにも含まれてます。)

MicroScribeを標準タイプ以外のプローブを使用するように設定する

Faroデジタイザでのクラッシュ

Faro Hardware SetupダイアログボックスでTrigger ModeをInternal (normal)からExternalにするとRhinoがクラッシュします。

この問題の対処方法は現在はありません。

関連コマンド

DigBeep

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ツールバーにはありません。

メニューにはありません。

DigBeepコマンドは、デジタイザのペダルを押した際の音のフィードバックのオン、オフを切り替えます。

操作手順

DigCalibrate

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3Dデジタイザ >

調整

DigCalibrateコマンドは、3Dデジタイザを調整します。

操作手順

  1. デジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系の原点を設定します。
  2. デジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系のX軸上の点を設定します。
  3. デジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系のY軸上の点を設定します。
    デジタイザの座標系のY軸がX軸と直交にならなくても、Rhinoは自動的にX軸とY軸がピックした3点でできる平面で直交になるように調整します。
  4. デジタイザの原点に対応するRhinoの点をピックします。
  5. Enterを押した場合、デジタイザの座標系の原点がRhinoのワールド座標系と対応します。
  6. デジタイザのX軸に対応するRhinoの点をピックします。
  7. デジタイザのY軸に対応するRhinoの点をピックします。

デジタイザを再調整できるようにするには

デジタイザを使って作業をしている途中で、デジタイザを再度調整する必要がある場合があります。デジタイザが動いてしまったり、オブジェクトが少し移動してしまったり、デジタイジングの途中でRhinoを閉じなければいけなかったりする場合に、この再調整が必要です。理由が何であれ、参照点を設定してデジタイザを再調整できることは大変便利です。

概要

  1. アームとデジタイズするオブジェクトをテーブルに固定します。
  2. 実際のオブジェクトがRhinoの中で正しく位置付けられるようにデジタイザを調整します。
  3. 実際のオブジェクト上にデジタイザを再調整するのに使用する3つの参照点を配置します。
  4. 3つの参照点をデジタイズしてRhinoに読み込みます。
  5. デジタイザを再調節する必要のある時はいつも、この実際のオブジェクト上の3つの参照点と、それに対応するRhoino の3つの点を使用します。

最初の調整を行う

  1. アームを使ってテーブル上の原点ピックします。
  2. アームを使ってテーブル上のX軸をピックします。
  3. アームを使ってテーブル上のY軸をピックします。
  4. Enterを押してワールド座標系に原点をマップします。

参照点を作成する

  1. 実際のオブジェクトにマーカーペンで3ヶ所の点を付けます。
  2. 各点にO、X、Yと、印を付けます。この場合のOは原点、xはx軸、yはy軸を意味します。
  3. Polylineコマンドを開始します。
  4. XからO、そしてYへポリラインを引きます。これが参照ポリラインになります。
    このポリラインを「参照点」というレイヤに移動すると後で便利です。
  5. Dotコマンドを使用してX、Y、Oポリラインのすべての端点と頂点に印をつけます。
    デジタイザやオブジェクトが動いてしまった場合、または Rhinoを一度閉じてから再び起動する必要がある場合は、新しいデータが既存のデータと一致するようデジタイザを再調整する必要があります。

デジタイザを再調整する

  1. アームを使って実際のオブジェクト上原点であるのOの点をピックします。
  2. アームを使って実際のオブジェクト上のX軸点であるXの点をピックします。
  3. アームを使って実際のオブジェクト上のY軸点であるYの点をピックします。
  4. RhinoでOと印の付いた参照ポリラインの頂点にスナップし、原点をマップします。
  5. RhinoでXと印の付いた参照ポリラインの端点にスナップし、X軸を選択します。
  6. hinoでYと印の付いた参照ポリラインの端点にスナップし、Y軸を選択します。

DigCamera

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ツールバーにはありません。

メニューにはありません。

DigCameraコマンドは、現在のビューポートカメラの位置と方向を、デジタイザのプローブの位置と方向(I,J,K座標)に合わせて設定します。

コマンドラインオプション

許容差

ビューの変更をするのにプローブをどの程度動かせばよいのか、距離を設定します。

DigClick

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3Dデジタイジング

メニューにはありません。

F12

DigClickコマンドは、デジタイザのフットペダルを使用して点をピックする代わりにRhinoで点をピックできるようにします。

操作手順

DigDisconnect

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接続を切断

DigDisconnectコマンドは、3Dデジタイザの接続を切ります。

DigLine

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3Dデジタイザ

法線

DigLineコマンドは、プローブ点から開始し、デジタイズサーフェスから離れる線をデジタイズします。


プローブ (1)、線 (2)、オブジェクト (3)

操作手順

コマンドラインオプション

長さ

線の長さを指定します。

DigPause

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3Dデジタイザ >

一時停止

DigPauseコマンドは、マウスを使用する際に、3Dデジタイザを一時停止します。

DigScale

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スケールを設定

DigScaleコマンドは、デジタイズする点のスケール係数を設定します。

操作手順

DigSection

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平面断面曲線をデジタイズ

DigSectionコマンドは、3Dデジタイザを使用して平面断面曲線を作成します。

操作手順

  1. 基準平面を作成します。
    オプションについては、Rectangleコマンドのトピックをご覧ください。
    基準平面は、すべての断面がそれに対して平行になる平面を定義します。オブジェクトの断面を効率よくサンプリングできるように複数のデジタイジング平面が定義されます。アームがこれらのデジタイジング平面の1つを通る度に点オブジェクトがサンプリングされます。
    平面は基点、方向、間隔で定義されます。これらの平面は基点と方向点を結ぶ線に垂直です。
  2. 断面平面軸の始点をピックします。
    1つ目の断面平面はこの軸の始点を通ります。
  3. 軸の終点と間隔を指定します。
    断面は、間隔を指定して置くことができます。また、軸の始点と終点の間で平面の数を指定して置くこともできます。
  4. アームをオブジェクトの上に置き、ペダルを踏みます。
    ペダルを踏んでいる間は、アームが断面平面の1つを通過すると点が読み込まれます。ペダルを離すと、点の読み込みが停止するので、デジタイザをオブジェクトから離して移動することができます。ペダルを再び踏むと点の読み込みが再開されます。
  5. 点の読み込みが終了したらEnterを押します。
    オブジェクト上の点のデジタイジングが終了すると、それぞれのデジタイジング平面に平面曲線が作成されます。点は選択された状態で残るので、他のレイヤに移動したり、削除したりすることができます。
コマンドラインオプション

作業平面の位置

等分間隔

平面の数=<値>

間隔距離

平面間の距離=<値>

点の間隔

点の間の最小距離を設定します。

スケッチすると点オブジェクトが作成されます。

曲線

スケッチすると曲線オブジェクトが作成されます。

ポリライン

スケッチするとポリラインが作成されます。

DigSketch

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曲線をスケッチ

DigSketchコマンドは、3Dデジタイザを使って曲線をスケッチします。

操作手順

  1. デジタイジングを始める点にアームを移動し、フットペダルを踏んでスケッチしたい曲線上をなぞります。
  2. 曲線を閉じるには、Cとタイプします。
コマンドラインオプション

スケッチすると点オブジェクトが作成されます。

曲線

スケッチすると曲線オブジェクトが作成されます。

ポリライン

スケッチするとポリラインが作成されます。

点の間隔

点の間の最小距離を設定します。

次もご覧ください。

デジタイジングアームを使用する

MicroScribeでカスタムプローブを使用する

 

 

 

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