モデリング補助機能を使用する

カーソルの拘束とモデリング補助機能は、3D空間で正確にオブジェクトの位置を決定するのに役に立ちます。

カーソルは空間の中で自由に動かすことができますが、モデリング要素を作業平面のグリッド、既存のオブジェクト、または空間の座標に関連付けたいことが多いでしょう。

カーソルの動きの拘束

カーソルは、カーソル (1)マーカー (2)の2つの部分で構成されています。カーソルは常にマウスについて動きます。

マーカーはグリッドスナップや直交モードなどによって動きが拘束され、カーソルの中心から離れる場合があります。マウスの左ボタンを使って点をピックする場合、実際に選ばれるのは十字線の位置ではなくてマーカーがある位置です。

マーカーの動きが拘束されている場合(例えば昇降モードで)は、トラッキングライン(3)も表示されます。

マーカーの動きを拘束すると、マーカーをモデリング空間の特定の点、または指定された線上に拘束できます。この機能を使うと、モデリングが正確に行えます。

カーソルの拘束の角度を設定する
カーソルの動きの角度を制限します。

距離のカーソル拘束
カーソルの動きの距離を制限します。

座標入力
カーソル位置の座標を入力します。

昇降モード(垂直のカーソル拘束)
作業平面上の点の上または下の与えられた距離の点を指定します。

Tabキーによるカーソルの方向ロック
カーソルの方向をTabキーでロックします。

点フィルタ
それぞれのx、y、z座標の値を抽出し、新規の合成座標を作成します。

Ortho

カーソルの動きを指定角度に拘束します。

Planar

ピック位置を指定の高さに制限します。

Snap

現在のスナップモードの状態をトグルします。

モデリング補助機能

CPlane

アクティブビューポートの作業平面を設定します。

DragMode

ドラッグが平行になる平面オブジェクトを指定します。

ナッジ

矢印キーを使用してオブジェクトを小さい増加値で移動します。

オブジェクトスナップ

円の中心、または線の中点などのオブジェクトの正確な位置にマーカーを拘束します。

SmartTrack

一時的な参照線や点のシステムをオンにします。

次もご覧ください。

オブジェクトを測定する

 

 

 

Rhino 8 for Mac © 2010-2024 Robert McNeel & Associates. 29-4-2024