Rhinoの起動
Rhinoをインストールすると、デスクトップにショートカットアイコンが保存されます。Rhinoの起動はこの他に、カスタマイズして、新しいショートカットを作成して、スキームを使用して、セーフモードでなどの方法で行うことができます。
コマンドラインのパラメータ
WindowsのコマンドプロンプトからRhinoを起動する場合、コマンドラインのパラメータを使用できます。
/<スキーム名>
Rhinoを異なる作業環境で開きます。
スキームを保存するには
- 下のようにRhinoへのWindowsデスクトップショートカットを作成します。
"C:\Program Files\Rhino 8\System\Rhino.exe" /scheme="WhiteBackground" - Rhinoを白い背景色で設定し、終了します。
- ショートカットを使用してRhinoを起動します。
Rhinoはすべての設定を次の場所から見つけ、格納します:
%AppData%\McNeel\Rhinoceros\8.0\settings\settings-Scheme__WhiteBackground.xml - 下の別のショートカットを作成します。
"C:\Program Files\Rhino 8\System\Rhino.exe" /scheme="BlackBackground" - Rhinoを黒い背景色で設定し、終了します。
- ショートカットを使用してRhinoを起動します。
Rhinoはすべての設定を次の場所から見つけ、格納します:
%AppData%\McNeel\Rhinoceros\8.0\settings\settings-Scheme__BlackBackground.xml
スキームは次の内容を保存します。
- コマンドデフォルト
- ダイアログボックスの位置
- エイリアス、画面、色設定、マウス設定、レンダリング設定、ショートカットキーなどのRhinoオプションダイアログのすべての設定
- 最近使用されたファイルのリスト
- ツールバーのレイアウト
/nosplash
Rhinoの起動時にスプラッシュ画面を表示しません。スプラッシュ画面を見るには、Aboutコマンドを使用します。
Rhinoの起動時にスプラッシュ画面を表示しないようにするには
- 下のようにRhinoへのWindowsデスクトップショートカットを作成します。
"C:\Program Files\Rhino 8\System\Rhino.exe" /nosplash
/safemode
OpenGLやサードパーティのプラグインを使用せずにセーフモードでRhinoを起動します。セーフモードでRhinoを起動すると、クラッシュの原因となる可能性のある機能がオフになった状態で起動されます。
セーフモードは作業モードではありません。このモードは、トラブルシューティング、問題を解決するためのモードです。
セーフモードは、Rhinoの起動時、シェーディング時、またはプラグインのコマンドを実行時にクラッシュする場合に使用します。Rhinoをクラッシュさせる問題は、Rhinoの開発チームまでご報告ください。
セーフモードでの起動時にオフになる機能は次の通りです。
- 全般のオプションのRhino起動時に常に実行するコマンドにあるコマンド
- "/runscript"によって指定されたコマンドラインスクリプト
- すべてのプラグイン
- テンプレート
- OpenGLシェーディング
RhinoをSafeモードで起動するには
- Windowsのスタートボタンで、Rhino8からRhinoをセーフモードで起動8を選択します。
次のショートカットも実行できます:
"C:\Program Files\Rhino 8\System\Rhino.exe" /safemode
テクニカルサポート
/notemplate
ハードコードされたデフォルトに基づいたデフォルトモデルを使用してRhinoを起動します。
/language=<言語ID>
言語を設定します。例えば、/language=1041は日本語で、 /language=1033は英語でRhinoを起動します。
ロケールID(LCID) |
名前(NAME) |
略(ABBR) |
コードページ(CODEPAGE) |
---|---|---|---|
1028 |
Chinese - Taiwan |
zh-tw |
950 |
2052 |
Chinese - China |
zh-cn |
936 |
1029 |
Czech |
cs-cz |
1250 |
1033 |
English - United States |
en-us |
1252 |
1036 |
French - France |
fr-fr |
1252 |
1031 |
German - Germany |
de-de |
1252 |
1040 |
Italian - Italy |
it-it |
1252 |
1041 |
Japanese |
ja-jp |
932 |
1042 |
Korean |
ko-kr |
949 |
1045 |
Polish |
pl-pl |
1250 |
1049 |
Russian-Russia |
ru-ru |
1251 |
1034 |
Spanish - Spain |
es-es |
1252 |
/runscript="<スクリプト>"
起動時にスクリプトを実行します。
Rhinoからスクリプトファイルを実行するには
"C:\Program Files\Rhino 8\System\Rhino.exe" /nosplash /runscript="-_RunPythonScript D:\Documents\MyScript.py"
Pythonスクリプトのファイルへのパスにスペースが含まれている場合、パス文字列を括弧で囲むことができます:
..."-_RunPythonScript (D:\My Documents\My Script.py)"
modelname.3dm
開くモデルファイルのパスと名前です。