アニメーション
アニメーションツールバーを使用するとRhinoでビューをアニメーション化することができます。
アニメーションイメージは、様々なビューポート表示やレンダリングモードから選択して表示することができます。
アニメーションを設定するには
アニメーションのオプション
日照シミュレーションをセットアップ

SetOneDaySunAnimation
指定された日付、時刻の太陽の動きをアニメーション化します。
メモ: スカイライトは日照シミュレーション中はオフになります。
四季光シミュレーションをセットアップ

SetSeasonalSunAnimation
指定された期間(1週間、1 ヶ月、1年など)の太陽の動きをアニメーション化します。
フライスルーアニメーションをセットアップ

SetFlythroughAnimation
カメラとターゲットの動きをパス曲線に沿ってアニメートします。
パスアニメーションをセットアップ

SetPathAnimation
カメラとターゲットの動き別々のパス曲線に沿ってアニメートします。
360度ターンテーブルアニメーションをセットアップ

Turntable
ターゲットを中心にビューを回転します。
制限
- Rhinoのモデルのアニメーション作成ツールは機能は限られています。これらのアニメーションツールは、カメラか太陽のみを動かします。オブジェクトをアニメートする機能は含まれていません。
- フレームのレンダリングは、一連の静止イメージを作成します。これらの静止イメージは、アニメーションファイルにまとめることができます。
- Rhinoには、フレームをアニメーションファイルにコンパイル(編集)するツールはありませんが、このプロセスを専門とする多くのサードパーティの製品があります。
ツールバー | メニュー |
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SetTurntableAnimationコマンドは、現在のターゲット点の周りを一度回転するカメラアニメーションを作成します。
ビューが現在のターゲット点を中心に一度回転します。ターンテーブルアニメーションのイメージをつかむには、Perspectiveビューポート内をクリックし、左の矢印 ◀または右の矢印 ▶ キーを押したままにしてください。
ターンテーブルアニメーションを設定する前に
- ViewportPropertiesやCameraコマンドを使用して、カメラとターゲットの位置を設定してください。
ターンテーブルアニメーションのオプション | |
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方向 |
ビューの回転方向を指定します。 反時計回りビューを反時計回りに回転します。 時計回りビューを時計回りに回転します。 |
アニメーションのオプション
フレーム数
キャプチャするアニメーションフレームの数です。
ファイル形式
フレームを保存する画像ファイル形式をpg、bmp、png、tgaから選択します。
キャプチャ方法
現在のレンダラによってレンダリングされたフレームをキャプチャするには、フルレンダリングまたはレンダリングプレビューを選択します。
または、ビューポートの表示モードの1つを選択して、フレームをキャプチャします。
ビューポート
モデルのビューポートを選択します。
アニメーション名
アニメーションの名前を入力します。
ツールバー | メニュー |
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SetPathAnimationコマンドは、カメラまたはターゲットの動きをアニメーション化します。
カメラ、またはターゲットまたは両方を動かすことができます。得られる結果は、ターゲットを固定してカメラを移動、カメラを固定してターゲットを移動、ターゲットを移動しながらカメラを移動の3つです。
パスアニメーションを設定する前に
カメラとターゲットの設定
カメラを固定しターゲットを動かす場合:
- ターゲットパス用に曲線を作成し、カメラパス用に点オブジェクトを作成します。
カメラとターゲットの両方を動かす場合:
- カメラとターゲットパス両方用に曲線を作成します。
パスアニメーションの設定
- カメラパスオブジェクトを選択します。
- ターゲットパスオブジェクトを選択します。
アニメーションのオプション
フレーム数
キャプチャするアニメーションフレームの数です。
ファイル形式
フレームを保存する画像ファイル形式をpg、bmp、png、tgaから選択します。
キャプチャ方法
現在のレンダラによってレンダリングされたフレームをキャプチャするには、フルレンダリングまたはレンダリングプレビューを選択します。
または、ビューポートの表示モードの1つを選択して、フレームをキャプチャします。
ビューポート
モデルのビューポートを選択します。
アニメーション名
アニメーションの名前を入力します。
ツールバー | メニュー |
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SetFlythroughAnimationコマンドは、カメラおよびターゲットの動きをアニメーション化します。
ライスルーアニメーションでは、カメラがパスに沿って移動する間、動く方向(前方)を見ることができます。
フライスルーアニメーションを設定する前に
フライスルーアニメーションの設定
- パス曲線を選択します。
アニメーションのオプション
フレーム数
キャプチャするアニメーションフレームの数です。
ファイル形式
フレームを保存する画像ファイル形式をpg、bmp、png、tgaから選択します。
キャプチャ方法
現在のレンダラによってレンダリングされたフレームをキャプチャするには、フルレンダリングまたはレンダリングプレビューを選択します。
または、ビューポートの表示モードの1つを選択して、フレームをキャプチャします。
ビューポート
モデルのビューポートを選択します。
アニメーション名
アニメーションの名前を入力します。
ツールバー | メニュー |
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SetOneDaySunAnimationコマンドは、指定された日付、時刻の太陽の動きをアニメーション化します。
メモ
- 指定された日付の空で太陽を動かし、影がどう変化するかを表示します。
- このアニメーションは、太陽の位置による影の位置を見る必要がある場合に便利です。建築家、土木技師、都市計画者は、このシミュレーションを使って既存の建造物や緑地からの太陽光を新しい建物が遮らないかを確認します。
- 夏時間は自動的に計算されます。
- このアニメーションでは、カメラやターゲットの位置は移動しません。その代わり、太陽がアニメートされます。このアニメーションは他のタイプのアニメーションと組み合わせることはできません。
日照アニメーションのオプション
緯度(-90から90)
モデルの緯度位置を指定します。
経度(-180から180)
モデルの経度位置を指定します。
北の角度(Y軸から時計回り)
モデルの北の角度を指定します。
日付
日付を指定します。
カレンダー
クリックしてカレンダーから日を選択します。
開始時刻
開始時刻を指定します。
終了時刻
終了時刻を指定します。
フレーム間の分数
時間間隔を指定します。
ファイル形式
サポートされているファイル形式を選択します。
キャプチャ方法
ビューポート
ビューポート名を選択します。
アニメーション名
アニメーションファイルセットの名前です。
ツールバー | メニュー |
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SetSeasonalSunAnimationコマンドは、指定された期間(1週間、1 ヶ月、1年など)の太陽の動きをアニメーション化します。
メモ
- 1日の同じ時間での影を表示します。
- このアニメーションは、太陽の位置による影の位置を見る必要がある場合に便利です。建築家、土木技師、都市計画者は、このシミュレーションを使って既存の建造物や緑地からの太陽光を新しい建物が遮らないかを確認します。
- このアニメーションでは、カメラやターゲットの位置は移動しません。その代わり、太陽がアニメートされます。このアニメーションは他のタイプのアニメーションと組み合わせることはできません。
四季光アニメーションのオプション
緯度(-90から90)
モデルの緯度位置を指定します。
経度(-180から180)
モデルの経度位置を指定します。
北の角度(Y軸から時計回り)
モデルの北の角度を指定します。
開始日
開始日を指定します。
カレンダー
クリックしてカレンダーから日を選択します。
終了日
終了日を指定します。
カレンダー
クリックしてカレンダーから日を選択します。
時刻
時刻を指定します。
ファイル形式
サポートされているファイル形式を選択します。
キャプチャ方法
フレーム間の日数
時間間隔を指定します。
ビューポート
ビューポート名を選択します。
アニメーション名
アニメーションファイルセットの名前です。
ツールバー | メニュー |
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PlayAnimationコマンドは、アニメーション(アニメーションのプレビュー)を再生します。
プレビューツールバーを使ってワイヤフレームでアニメーションシーケンスを見ることができます。この方法は、それぞれのフレームをレンダリングまたはシェーディングする方法よりもかなり高速です。
再生速度をより上げるには、ワイヤフレームビューでアニメーションプレビューを再生します。
ビューポートでアニメーションをプレビューするには
- アニメーションプレビューツールバーのアニメーションをプレビューボタンをクリックします。
ビューポートがアニメーションプレビューを表示します。プレビューの再生の速度は調整することはできません。
停止するにはEscを押します。
ツールバー | メニュー |
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ViewFirstFrameコマンドは、最初のアニメーションフレームを表示します。
ツールバー | メニュー |
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ViewFrameNumberコマンドは、指定された番号のフレームを表示します。
ツールバー | メニュー |
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ViewLastFrameコマンドは、最後のアニメーションフレームを表示します。
ツールバー | メニュー |
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ViewNextFrameコマンドは、次のアニメーションフレームを表示します。
ツールバー | メニュー |
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ViewPreviousFrameコマンドは、1つ前のアニメーションフレームを表示します。
ツールバー | メニュー |
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RecordAnimationコマンドは、アニメーションフレームをレンダリング、保存します。
それぞれのフレームをレンダリングし、指定のフォルダに保存します。すべてのフレームがレンダリングされたら、アニメーションのプレビューがお使いのウェブブラウザで表示されます。
アニメーションフレームを記録するには
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アニメーションツールバーのアニメーションを記録/出力ボタンをクリックします。
記録を開始するにはEnterを押します。
停止するにはEscを押します。
コマンドラインオプション
ターゲットフォルダ
アニメーションフレームを保存するフォルダを指定します。
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デフォルトのターゲットフォルダを変更するには、高度な設定を使用します。
アニメーションを再生
アニメーション記録を終了後、HTMLページでそれを再生します。
リアルタイム表示のパスの数
レイトレースビューポートからアニメーションを記録する際の各フレームのキャプチャに計算するパスの数を設定します。