ファイルを開く、インサート、インポート

Openコマンドは指定されたRhinoまたは他のサポートされている形式のファイルを新規のRhinoのウィンドウで開きます。

Insertコマンドは、内部で格納されたブロックオブジェクトまたは外部ファイルをブロック、グループ、または独立オブジェクトとして挿入します。Insertコマンドでは、挿入点をピックして指定し、挿入時にオブジェクトにスケールや回転を適用することができます。

Importコマンドは、1:1のスケールで、ワールド座標系に相対にオブジェクトを外部ファイルにマージします。

 

Open

ツールバー メニュー ショートカット

ファイル
標準
STLツール

ファイル

開く

Command ⌘ + O

Openコマンドは、既存のRhino、またはその他のサポートされているファイル形式のファイルを開きます。

操作手順

  1. ファイルの種類を選択します。
  2. ファイル名を選択またはタイプします。
  3. 開くボタンをクリックします。
    または
    Finderからサポートされているジオメトリファイル形式をドラッグします。

メモ

 

Import

ツールバー メニュー

ファイル
標準
STLツール

ファイル

インポート

Importコマンドは、ファイルのすべてのオブジェクトを現在のモデルにマージします。現在のドキュメントにファイルをインポートすると、そのファイルのオブジェクトはもう一方のファイルにあるように現在のドキュメントにマージされます。

操作手順

  1. ファイルの種類を選択します。
  2. ファイル名をタイプします。
  3. 開くボタンをクリックします。

メモ

 

Insert

ツールバー メニュー ショートカット

ブロック
ファイル

編集

ブロック >

ブロックインスタンスをインサート

ファイル

インサート

Command ⌘ + I

Insertコマンドは、ファイルに格納されたブロックオブジェクトまたは外部ファイルをインポートします。

 

操作手順

ブロック

名前

モデルのブロック定義の名前の一覧を表示します。

非表示ブロックの定義を表示

アスタリスク文字で始まるブロック名を表示することができます。これらのブロックは通常、AutoCADなど他のアプリケーションからインポートされます。

挿入点

ブロック挿入点の座標を指定します。

挿入点入力を促すプロンプトを表示

ビューポートの挿入点をピックするようにプロンプトが表示されます。

これらの座標を使用

プロンプトボックスをチェックしない場合は、X、Y、Z座標を指定できます。

スケール

オブジェクトのスケールを設定します。

スケールの入力を促すプロンプトを表示

スケールをピックするようにプロンプトが表示されます。

均等のスケール値を使用

X、Y、Z方向のスケール変更係数が同じに設定されます。

均等でないスケール値を使用

X、Y、Zのスケール変更係数をそれぞれ入力します。

回転

挿入時にオブジェクトを回転します。

回転角度の入力を促すプロンプトを表示

プロンプトが表示され、回転を指定できます。

この角度値を使用

角度を指定できます。

ファイルの挿入形式
ブロックインスタンス

モデルをブロックインスタンスとして挿入します。

グループ

モデルをグループとして挿入します。

独立オブジェクト

モデルを独立したジオメトリオブジェクトとして挿入します。

ファイル

メモ

ブロック定義名

ファイル名とプレビューです。

外部ファイル
ファイルからリンクブロックを読み取る

外部ファイルにリンクされたブロックがある場合、これらがインサートされます。

ブロック定義のタイプ
埋め込み

現在のファイルにジオメトリを挿入します。外部ファイルに変更を加えても、ジオメトリは更新されません。

埋め込みおよびリンク

現在のファイルにジオメトリを挿入し、外部ファイルへのリンクを保ちます。リンクされたジオメトリは、外部ファイルに変更があった場合に更新することができます。こちらをご覧ください: ブロックマネージャ。外部ファイルが見つからない場合でも、ジオメトリの現在のファイルでの定義は変わりません。

リンク

外部ファイルへのリンクのみを保ちます。リンクされたジオメトリは、外部ファイルに変更があった場合に更新することができます。こちらをご覧ください: ブロックマネージャ。外部ファイルが見つからない場合、ジオメトリは現在のファイルに表示されません。

レイヤスタイル(リンクブロックのみ)

リンクブロックの定義は外部ファイルを参照します。リンクされたブロック定義を含むモデルをロードする度に、Rhinoはリンクされたブロック定義の内容を作成するために参照ファイルを読み取ります。リンクブロック定義を作成する際は、2つのリンクブロック定義のレイヤスタイルの内の1つを指定してください。

アクティブ

リンクブロック定義のすべてのレイヤはアクティブなモデルに保存されます。レンダリングマテリアルを含むすべてのレイヤの属性は編集でき、保存することができます。リンクされたモデルのそれぞれのレイヤは、現在のモデルに一致する短い名前のあるレイヤがある場合、そのレイヤが使用され、そうでない場合は新規レイヤが作成されます。

参照

リンクされたモデルからのレイヤツリーは、現在のモデルに「祖父母」レイヤの下に参照レイヤとして、リンクされたファイルと同じ名前を付けて追加されます。すべての追加レイヤは、参照レイヤです。オン/オフロック/ロック解除の状態とレイヤののみが変更できます。

ブロックの説明

ブロック定義に付加された詳細です。

URL

ブロック定義に付加されたURLです。

URL詳細

URLの説明です。

次もご覧ください。

Insert

ファイルに格納されているブロックオブジェクトをインサートするか、ファイルをブロック定義としてインポートします。

Paste

クリップボードからオブジェクトを挿入します。

ブロック、グループ、ワークセッションで作業を行う

オブジェクトをインポート/エクスポートする

インポート/エクスポートファイル形式の索引

Rhino Wiki: Imported and linked block layer names

 

 

Rhino for Mac © 2010-2016 Robert McNeel & Associates. 17-1-2017