VRML (.vrml, .wrl) インポート/エクスポート

 

VRML(Virtual Reality Modeling Language)は、特にWWWを考慮して設計された、3Dインタラクティブベクトルグラフィックを表す、標準ファイル形式です。X3Dによって置き換えられています。

インポート

 

ファイルを開く、インポート、インサート、ワークセッションファイルとして追加するには

number-1.pngファイルメニューの開くまたはインポートをクリックします。

number-2.png開くダイアログボックスで、サポートされているファイル形式を選択します。

number-3.pngインポートの設定変更ができる場合は、オプションボタンを使用してエクスポートの設定を指定します。

number-4.png開くボタンをクリック、またはEnterキーを押します。

 

メモ:3dm以外のモデルが開かれた場合、タイトルバーには開かれたモデルの名前が表示されます。モデルが最初に保存される際、そのモデル名がファイル名として使用されます。

メモ

VRML 2のファイルのみインポートできます。

スポット光源、点光源、指向性光源はインポートされます。

エクスポート

 

Rhinoモデルとして保存またはエクスポートするには

number-1.pngファイルメニューの選択オブジェクトをエクスポートまたは名前を付けて保存をクリックします。

number-2.pngダイアログボックスのファイルの種類リストに現在サポートされているファイル形式が表示されます。

number-3.pngファイルの種類ボックスでサポートされているファイルの種類を選択します。

number-4.pngファイル名ボックスでファイル名を選択またはタイプします。

number-5.png何を保存するのかを指定します。

簡易保存

ジオメトリオブジェクトのみを保存

number-6.pngエクスポートの設定変更ができる場合は、オプションボタンを使用してエクスポートの設定を指定します。

number-7.png選択したファイルの種類がメッシュオブジェクトのみを作成する場合、ポリゴンメッシュオブジェクトダイアログボックスでメッシュの設定を指定します。

VRMLエクスポートオプション

バージョン

通常、2.0を最初に選択します。VRMLビューワが使用できない場合は1.0をお試しください。

1.0

2.0

オプション

頂点法線

NURBSサーフェスから計算されたポリゴンメッシュの頂点法線のみがVRMLファイルにエクスポートされます。これにより、ビューワのオブジェクトの表示が向上する可能性がありますが、 WRLファイルはより大きくなります。

テクスチャ座標

RhinoはUVテクスチャマッピング座標をVRMLファイルにエクスポートします。

頂点色

頂点色をエクスポートするには、VRMLからインポートされたメッシュかExtractAnalysisMeshコマンドで作成されたメッシュのような頂点色のあるメッシュを選択します。

checkboxnocheck.png常にこれらの設定を使用。今後このダイアログを表示しない。

現在の設定を保存し、ダイアログの表示をオフにします。

メッセージを再びオンにするには

number_onestep.gif保存ダイアログボックスのオプションボタンをクリックします。

メモ

デフォルトで、Topビューがエクスポートされます。

レンダリング色、光沢、透明度はVRMLファイルにエクスポートするレンダリングマテリアルプロパティを決定します。

レンダリング背景色は背景色としてVMRL2にエクスポートされます。

スポット光源、点光源、指向性光源はエクスポートされます。

マテリアルのプロパティでオブジェクトに割り当てられたマテリアル名はエクスポートされます。

いくつかのVRMLのクライアントは、マテリアルの光沢(鏡面反射)が0の場合、互換性がありません。Cortonaおよび Cosmo Playerを使うと、光沢が0に設定されたオブジェクトは全体が白にシェーディングされます。Rhinoは、光沢が0であるかをチェックし、もしそうであれば光沢を0以上(ここでは1が使われましたが、実際の値は重要ではありません)に、また鏡面反射の色を黒に設定します。黒い鏡面反射の色はVRMLビューワではつやなしのサーフェスで表示されます。

テクスチャの割り当てはエクスポートされません。

次も参考にしてください。

Wikipedia: VRML