AcadSchemes |
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AcadSchemesコマンド
AutoCADのエクスポートスキームは、RhinoのいろいろなオブジェクトをどのようにAutoCADの.dwgや.dxfへエクスポートするのかを決定します。これらのオプションは、後に使用できるようにスキームとして保存できます。よい結果を得られるように予め設定されたいくつかのスキームが、エクスポートスキームリストから使用可能です。お使いのダウンストリームのアプリケーションから最良の結果が得られるように、オプションに変更を加えることもできます。
AutoCADエクスポートスキーム
エクスポートスキーム
編集するエクスポートスキームを選択します。
デフォルト
2004 線分
2004 自然
2004 ポリライン
2004 ソリッド
CAM ポンド・ヤード゙法
CAM メートル法
R12 線分と円弧
R12 自然
全般オプション
AutoCADのバージョン
R12 DWG/DXFに曲線をエクスポートする場合、曲線はポリラインに近似されます。R13/R14/2000以降のDWG/DXFにエクスポートする場合には、ポリラインまたはスプライン図形要素のどちらかをエクスポートできます。
リリース 12
リリース 14
リリース 2000
リリース 2004
図形要素のみ
AutoCAD リリースe 12 DXFのみです。
サーフェスのエクスポート形式
ソリッド
シンプルなソリッドは、AutoCADに3Dソリッド(SAT)にエクスポートされます。
曲線
ワイヤフレームは、曲線としてエクスポートされます。曲線タブの設定を使用すると、これらと他の曲線のエクスポート方法を指定することができます。
メッシュ
サーフェスは、ポリフェースメッシュとしてエクスポートされます。
メッシュ設定を調整するには、NURBSオブジェクトからメッシュを作成ダイアログボックスを使用してください。
メッシュのエクスポート形式
メッシュ
メッシュを変更なしでエクスポートします。
3D面
ポリゴンメッシュの各面は別々の3D面としてエクスポートされます。
DXFファイルを読み込むプログラムには3D面を読み込むことのできるものもありますが、ポリフェースメッシュを正確に読み込むことができない可能性があります。
平面への投影
オブジェクトをアクティブな作業平面またはアクティブなビュー平面に投影します。オブジェクトはDWGまたはDXFファイルにあるワールドXY平面上に表示されます。投影は、シルエット線を自動的に含みません。
シルエット線については、SilhouetteまたはMake2Dコマンドを参照してください。
投影しない
オブジェクトは投影されません。
作業平面
アクティブな作業平面に投影します。
ビュー
アクティブなビュー平面に投影します。
フルレイヤパスをエクスポート(親$子)
レイヤ名のみをエクスポート(子)
RGBで色をエクスポート
色を、赤、緑、青(RGB)値でエクスポートします。
AutoCADのインデックスで色をエクスポート
色をAutoCADの色のインデックスに合うようにエクスポートします。
曲線オプション
Rhinoオブジェクト |
AutoCADオブジェクト |
線分 |
線分 |
円弧 |
線分 円弧 |
ポリライン |
線分 |
曲線 |
線分 スプライン |
ポリカーブ |
線分 |
AutoCADオブジェクト
すべての曲線はエクスポートの前にポリラインに近似されます。ポリラインをどのように作成するかは、曲線テセレーションパラメータで調整することができます。
円弧セグメントのあるポリカーブをポリラインとして線分と円弧を単純化にチェックマークをつけて保存すると、それらはポリラインのふくらみセグメントとして保存されます。そうでない場合、細分化をかけて短い直線ポリラインセグメントとして保存されます。
AutoCADのバージョンがリリース 12の場合、Rhinoの曲線をAutoCADのスプラインとしてエクスポートすることはできません。
すべての曲線をAutoCADのスプライン図形要素としてエクスポートします。
Rhinoの曲線はエクスポート時に分解されます。Rhinoのポリラインは、複数の分解されたAutoCAD一次スプラインとしてエクスポートされます。その他のRhinoの複合曲線は、別々のスプラインとして変換されます。
ほとんどがRhinoポリラインの場合、曲線をポリラインとしてエクスポートするとよいでしょう。非複合曲線がほとんどで、 AutoCADで真の曲率を得たい場合、曲線をスプラインとしてエクスポートしてください。
曲線テセレーションパラメータ
最大角度
ポリラインとして曲線をエクスポートする場合、Rhinoは各曲線をポリラインに近似します。最大角度設定は、弦の高さとセグメントの長さ設定と共にどのようにポリラインが作成されるかを決定します。
最大角度オプションは隣り合うポリラインセグメント間の最大角度を設定しますこの数字が大きいほど元の曲線からポリラインセグメントの中点が遠くなります。
:弦の高さ
ポリラインセグメントの中点から曲線までの距離がこの値より小さい、または等しくなります。値が小さいほど曲線がよりポリラインにフィットしますが、ポリラインセグメントの数が増加します。
セグメントの長さ
ポリラインセグメントの最大の長さです。この設定は現在のモデル単位を使用し、すべてのポリラインセグメントがこの設定よりも短くなるようにします。
この設定使用時には、モデルの物理的な大きさを考慮しなければなりません。例えば、0.01の最大セグメント長で100,000単位の長さのボートは、無数のポリラインのある巨大なDWGまたはDXFファイルになってしまいます。
ポリカーブを分解
ポリカーブをポリカーブセグメントの始点/終点で別々のスプラインに分割します。
曲線をキンクで分割
曲線をキンクで別々のスプラインに分割します。
線分と円弧を単純化
円弧、円、だ円、線がそれぞれAutoCAD円弧、AutoCAD円、 AutoCAD楕円、AutoCAD線としてエクスポートされます。
Rhinoは各曲線を正確な円弧、円、線、だ円と比較し、単純な図形要素としてエクスポートすることが可能であるかを判断します。曲線が単純な図形要素の単純化許容差の範囲内ならば、単純な図形要素としてエクスポートされます。
2D曲線は単純化されます。これは曲線が1つの線、円弧、または円の場合、それはAutoCADの線、円弧、または円の図形要素としてエクスポートされることを意味します。曲線に円弧が含まれ、また端に不連続の曲率がある場合、それはポリライン内のふくらみ指定の円弧としてエクスポートされます。
3D曲線は単純化されることはありません。
円弧または線分セグメントのあるポリカーブをスプラインとして保存する時、Rhinoは円弧と線分を保存します。そうでない場合、セグメントはスプラインとして別々に保存されます。
単純化許容差
Rhinoは1つ1つの曲線についてそれが単純な図形要素であるかどうかを判断しなくてはなりません。曲線が円弧や線、円、だ円の単純化許容差の範囲内であるならば、そのままでエクスポートされます。
単純化許容差が大きすぎると、単純な図形要素にしたくない曲線まで単純な図形要素としてエクスポートされてしまう可能性があります。
単純化許容差が小さすぎると、必要な際にいくつかの曲線は単純な図形要素としてエクスポートされる可能性があります。
たいていの場合、デフォルトの単純化許容差を使用すれば問題なく動作します。
新規スキームを作成します。
スキームを上書き保存します。
現在のスキームに名前を付けて保存します。
現在のスキームを削除します。
現在のスキームの名前を変更します。
スキームファイルに設定をエクスポートします。
スキームファイルから設定をインポートします。
AutoCADエクスポートスキームダイアログボックスを閉じます。
AutoCADスキームのヘルプを表示します。