Initial Graphics Exchange Specification (.iges)は、情報のデジタル的な交換を可能にする、ベンダーニュートラルデータ形式(中間ファイル)を定義します。
オプション | |
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簡易保存 |
レンダリングメッシュを取り除くと、ファイルが小さくなりますが、次にファイルを開いた時、シェーディング、レンダリングの速度は遅くなります。 |
ジオメトリのみ保存 |
ジオメトリオブジェクトのみを保存します。レイヤ、マテリアル、プロパティ、注記、または単位設定は保存されません。これはオブジェクトをエクスポートするのに似ています。新しいファイルが作成されますが、それはアクティブなRhinoのモデルにはなりません。 |
テクスチャを保存 |
マテリアル、環境、デカールによって使用されている外部テクスチャをモデルに埋め込みます。 |
IGESエクスポートオプション
現在の設定を保存し、ダイアログの表示をオフにします。
See also: ResetMessageBoxes command.
IGESエクスポート詳細オプション
ターゲットのソフトウェアで必要条件を合わせられるように、予め定義されているIGESタイプを指定します。
クリックすると、既存のIGESタイプをカスタマイズ、または新規のIGESエクスポートタイプを作成できます。
IGESファイルにはファイルの著作情報表示に使用することができるテキストフィールドがあります。
一般的に、IGES許容差はRhinoの単位変換リストにある使用可能な絶対許容差設定と一致していなければなりません。
IGES許容差はジオメトリの正確さに対して影響を与えません。
IGESエクスポートで使用する単位です。
ここにチェックマークを付けると、IGESの開始セクションでメモを保存します。チェックマークを付けないと、開始セクションは空白行になります。
ここにチェックマークを付けると、IGES要素の色として、オブジェクトのレンダリングの色を使用します。チェックマークを付けないと、オブジェクトのレイヤカラーがIGES要素の色として使用されます。
現在の設定を保存し、ダイアログの表示をオフにします。
See also: ResetMessageBoxes command.
エクスポートに関するメモ: ソリッドモデラーにはサーフェスとソリッドの2つのタイプがあります。「サーフェス」タイプはこのようなアプリケーションに単一サーフェスをエクスポートする場合に使用するとよいでしょう。「ソリッド」タイプはエクスポートしてから再び結合したいものをエクスポートする場合に使用するとよいでしょう。
IGESタイプの名前をタイプします。
IGESバージョン5.2または5.3のいずれかを選びます。
これらのバージョンの違いは、5.2は2桁で年数を保存し、5.3 は4桁で保存する点です。
MS-DOS、Unix、MacOSのいずれかのスタイルラインエンディングを選びます。
スケール IGESタイプに応じたデフォルトのスケール変更係数を設定します。値は0より大きくなければなりません。たいていの場合、この値は1が適当です。
点を個々のIGES点要素としてエクスポートします。
点を1つの点セットとして1つのレイヤにエクスポートします。
次数に制限がありません。
次数が3より大きいNURBS曲線すべてが非有理3次式で指定したIGES許容差に近似されます。
次数が5より大きいNURBS曲線すべてが非有理5次式で指定したIGES許容差に近似されます。
2つ以上のBスプラインからできた曲線はIGES102(複合曲線)要素またはIGES126要素としてエクスポートすることができます。
この設定を使用して線や円弧、円(IGES許容差内で)のNURBS曲線をIGES線、IGES円弧、IGES円としてエクスポートします。
この設定で、すべての有理曲線(曲線オブジェクトやトリム曲線)が非有理3次式を使ってIGES許容差が特定する許容差に近似します。
この設定を使って、周期的なNURBS曲線を結び目ノット(Clamp end knots)のあるNURBS曲線としてエクスポートします。
IGES 128とは、トリムされたサーフェスすべてをトリムされていないサーフェスとしてエクスポートすることを意味します。
この設定で、平面のNURBSサーフェス(IGES許容差として指定された許容差での)はIGES平面またはIGESトリム平面としてエクスポートされます。
この設定で、有理NURBSサーフェスが非有理3次式を使って、 IGES許容差が特定する許容差に近似します。
この設定を使って、周期的なNURBSサーフェスを結び目ノット(Clamp end knots)のあるNURBSサーフェスとしてエクスポートします。
円柱のような閉じているサーフェスの場合、IGESファイルではそのサーフェスは2等分されます。トーラスのようにサーフェスが2つの方向に閉じられている場合、IGESファイルではそのサーフェスは4等分されます。
球のようにサーフェスの両端に極がある場合、サーフェスは分割され、各々のサーフェスが1つの極をもつようになります。
現在定義されているIGESタイプの一覧を表示します。
IGESタイプ詳細ダイアログボックスを開きます。
IGESタイプ詳細ダイアログボックスを、現在選択されているIGESタイプからの設定で開きます。
IGESタイプ詳細ダイアログボックスを、編集のために現在選択されているIGESタイプからの設定で開きます。
現在選択されているIGESタイプを削除します。
ツールバー | メニュー |
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ReadEveryIGESEntityコマンドは、タイプに関係なくすべてのIGES要素をインポートします。
ReadEveryIGESEntityコマンドは次回読み込むIGESファイルのみに影響します。このような一連のコマンドなら、
open alpha.igs
ReadEveryIgesEntity
open beta.igs
open gamma.igs
Rhinoはすべての要素をbeta.igsファイルのみから読み込もうとします。
Rhinoは通常、alpha.igsとgamma.igsファイルからジオメトリとして指定されている要素のみを読み込みます。
ツールバー | メニュー |
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IGESStudyコマンドは、IGESフォルダのどの部分を解析するか制限することで、 IGESファイルの特定の要素を調査します。
このコマンドは、IGESデータファイルの構造をよく知っている方向けです。このコマンドについては、テクニカルサポートはありません。IGESStudyコマンドは、大きなIGESSファイルを部分毎に詳しく調べたい上級ユーザー向けです。このコマンドを使用するには、IGESファイルの構造の詳しい知識が必要です。
IGESファイルの各エントリには、フォルダエントリ(Directory Entry - DE)があります。DEに格納された情報は、対応する IGES要素(曲線、サーフェス、ソリッド、色、レイヤ名等)が読み込まれるかどうかを決定します。IGESファイルの要素をすべて盲目的に一番上の階層のジオメトリとして読み込まない重要性を理解するには、この操作を行ってみてください。
読み込んだIGESファイルの何かの情報が破損しているように見えたとします。最初に調べる必要があるのは、破損オブジェクトのDEです。IGESStudyコマンドを実行し、ラベルオプションをオンにします。
IGESデバッギングオプション (DEテスト=オフ 最初のDE=1 最後のDE=0 すべての要素を読み込み=オフ ラベル=オン)
IGESファイルを再度読み込みます。今回は、読み込まれたそれぞれのオブジェクトのRhinoの名前がDE Nと設定されます。"N"は奇数です。IGESファイルのディレクトリエントリは、1、3、5、7、などと付けられます。問題のあるオブジェクトを選択し、DEのリストを作成します。13、137、及び9025が問題のあるオブジェクトだったとしましょう。
IGESStudyコマンドを使用して、今度は問題のある要素だけを1 度に1つづつ読み込みます。
IGESデバッギングオプション (DEテスト=オン 最初のDE=13 最後のDE=13 すべての要素を読み込み=オフ ラベル=オン)
DE 13に問題があることが確実に分かりました。IGESファイルを見て(テキストエディタまたはIGESure等のプログラムで)、DE 13ファイルがどうあるべきかを確認します。要素について理解している場合、IGESStudyコマンドを使用すると、要素を作成するのに使用された構成要素を読み込むことができます。例えば、ベースのサーフェスとトリム曲線を見て、何が起こっている可能性があるのかを見ることができます。このことを行っている内に、読み込む必要のある要素を見つけることができます。IGESStudyコマンドを使用すれば、ファイルの一部分をまとめて読み込むことができます。例えば:
IGESデバッギングオプション (DEテスト=オン 最初のDE=123 最後のDE=199 すべての要素を読み込み=オン ラベル=オン)
DE番号が 123から199の間のすべてのエントリを読み込みます。一番上の階層の要素だけを読み込みたい場合は、すべての要素を読み込み=オフ=にしてください(すべての要素を読み込み=オフ)。
ツールバー | メニュー |
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SetIGESLayerLevelMapコマンドは、コマンドラインまたはスクリプトから、IGESインポート、エクスポートの際の、RhinoのレイヤとIGESの階層の一致をコントロールします。
IGESの"階層"とは、Rhinoのレイヤのようなものです。ただし、 IGESの階層は、テキスト名の代りに番号を識別子(identifier)として使います。IGESをデータ交換に使用する製品にレイヤ基準がある場合、Rhinoのレイヤ名とIGESの階層番号間の一致を定義することが必要です。Rhinoにはレイヤと階層を一致させる機能があります。
フレーバーオプション | |
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レイヤマッピング |
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フレーバー |
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ファイル |
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Troubleshooting IGES Files with Rhinoceros
Rhino for Mac © 2010-2016 Robert McNeel & Associates. 17-1-2017