Worksession |
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Worksessionコマンド
参照ジオメトリとして使用するモデルのリストを管理します。
Worksessionコマンドは、複数の人が1つの大きなプロジェクトで作業できるようにするものです。プロジェクトを多くのファイルに分けることで、1人がプロジェクトの一部分を編集している間、別の人が異なるファイルを編集することができます。1つのファイルは一度に一人のユーザーしか開いて編集することができませんが、他の人がそのファイルを見ることはできます。
Rhinoのワークセッションでは、最新の作業環境に外部のファイルをアタッチ(追加)することができます。これにはRhinoのモデルだけではなく、Rhinoがインポートできる形式であれば、どのような形式のファイルでも使用できます。アタッチされたジオメトリは編集(例えばMove、Scale)することはできませんが、作成コマンド(例えばCopy、ExtrudeCrv)の入力情報として使うことができます。
メモ
ワークセッションオブジェクトは、ドラッグすると元の位置に戻ります。
それぞれのユーザーは、独自のワークセッションファイル(.rws)を維持します。これらは共有するものではありません。参照ジオメトリとして使用されるRhinoのファイルは共有できますが、.rwsファイルは共有できません。
ワークセッションは、レイアウト要素として使用することはできません。
オブジェクトは、ワークセッションファイルからコピーして、アクティブなファイルにペーストすることができます。
Rhino 5.0がワークセッションやリンクされたインスタンス定義によって使用されるファイルの場所を見つけるプロセスについては、McNeel Wiki: File findingをご覧ください。
レイヤの設定
アタッチされたファイルのジオメトリは、親レイヤの下にアタッチされたファイルの名前を伴って、独自のレイヤのセット上に表示されます。
参照レイヤのレイヤ状態(色、オン/オフ、ロック、印刷色、印刷幅、線種)は変更することはできますが、アタッチされたファイルに新規レイヤを追加したり、それからレイヤを削除することはできません。アタッチされたファイルのリストは、現在のモデルファイルには保存されませんが、ワークセッションファイル(.rws)に保存されます。
操作手順
ワークセッションマネージャダイアログボックスのアタッチをクリックします。
アタッチするファイルを選択します。
今後再度使用するためにワークセッションを保存するには、上書き保存または名前を付けて保存をクリックします。
現在のワークセッション名がダイアログボックスタイトルに表示されます。
ワークセッションファイルを開くと次の操作が実行されます。
現在のモデルが閉じられます。変更を保存するようプロンプトが表示されます。
現在のワークセッションがクリアされます。
ワークセッションファイルにリストされたファイルが開かれます。アクティブファイルは開かれており、編集することができますが、他のファイルは参照するためにアタッチされています。
ファイルのレイヤ状態が設定されます。
Undoコマンドは、ワークセッション操作に何の影響もありません。
ワークセッションマネージャ
状態
現在編集用に開かれているファイルにチェックマークを付けます。
ロック
アタッチされたファイルのロック/ロック解除状態を表示します。ロックアイコンに表示されるツールヒントには、誰がファイルを開いているかの情報が表示されます。
エイリアス
アタッチされたモデル名が表示されます。
パス
アタッチされたファイルへのパスが表示されます。
ファイル
外部ファイルをワークセッションリストにアタッチします。
ワークセッションリストから外部ファイルを削除します。
選択したファイルを編集用に開きます。(選択したファイルがアクティブになります。)
アクティブだったモデルは閉じられ、アタッチされたモデルとなります。アクティブだったモデルが閉じられる際は、変更を保存するかどうかメッセージが表示されます。
すべてのアタッチされたファイルを更新します。
アタッチされたファイルのロック/ロック解除状態と、誰がファイルを開いているかの情報が表示されます。
セッション
ワークセッションファイルを開きます。
ワークセッションファイルを上書き保存します。
ワークセッションファイルに別の名前を付けて保存します。
ワークセッションマネージャを閉じます。
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ツールバー |
メニュー Worksession 制限 |
ショートカット |
LimitReferenceModelコマンド
必要のない参照ジオメトリをパージすることによって、作業できる参照ジオメトリの量を制限します。
これによって、必要なものだけを表示することができます。
操作手順
必要なものの範囲を定義する交差球を作成します。
球に含まれていない、または球が接触していないオブジェクトはメモリからパージされます。
コマンドラインオプション
制限を適用
モデルの制限を設定します。
制限を解除
制限を適用されたモデルで、現在のワークセッションファイルを再読み込みし、パージされたオブジェクトを元に戻します。
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ツールバー |
メニュー |
ショートカット |
PurgeRefObjectsコマンド
選択されたワークセッション参照オブジェクトをRhinoから消去します。
このコマンドは、ワークセッション中、必要のないワークセッションジオメトリを非表示にするのに便利です。
操作手順
ワークセッション参照オブジェクトを選択します。
メモ:Undoコマンドは、PurgeRefObjectsコマンドには使用できません。消去したオブジェクトを復旧するには、別のアタッチされたファイルをアクティブにするか、ワークセッションマネージャダイアログのすべて更新ボタンをクリックしてワークセッションモデルを再度読み込んでください。