注釈スタイル

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注釈スタイル

注釈のプロパティは、現在のモデルのテキスト、寸法、そして引出線の設定を管理します。

現在

現在のスタイルに印が付きます。別のスタイルを現在のスタイルにするにはボタンをクリックします。

注釈スタイル

モデルで定義されている注釈スタイルの一覧です。

新規作成

新規注釈スタイルを作成します。

スタイル名を変更するには、名前をクリックします。

マッチング

選択されているスタイルのプロパティを別のスタイルに一致するように変更します。

インポート

.3dmファイルから寸法スタイルを現在のドキュメントにインポートします。

編集

選択されているスタイルの注釈スタイルの定義ページを開きます。

削除

選択されているスタイルを削除します。

モデル空間スケーリングを有効化

チェックマークを付けると、注釈は注釈スタイルのモデル空間スケール値によって調整されます。

これはRhino 4またはそれ以前のバージョン、またはRhino 5で注釈スケールを有効設定をオフにして作成したモデルを開く際、またはCADアプリケーションからインポートする際に重要です。

レイアウト空間スケーリングを有効化

チェックマークを付けると、注釈はフルサイズ(レイアウトで1=1の高さ)に調整されます。

例えば、注釈スタイルの高さが0.125で、モデルスケールが10の場合、レイアウトで高さは0.125で表示されます。

これにより、詳細での異なるスケールの注釈が同じ高さで印刷されるようになります。

スケーリングを有効化オプションにチェックマークが付いていない場合、モデル空間またはレイアウト空間の注釈にスケーリングは適用されません。

注釈スタイルのプロパティ

注釈スタイルのプロパティは、現在のモデルのデフォルトの注釈スタイルを管理します。

スタイル名

注釈スタイル名です。

モデル空間スケール

表示サイズは、コンポーネントのサイズ(矢印のサイズやテキストの高さなど)とモデル空間スケールの値の積です。

通常これは、印刷スケールの逆の値です。テキスト高さ、寸法補助線の延長部長さ、寸法補助線のオフセット距離、矢印長さの値にこの値がかけられます。

調整後テキスト高さ

調整後のテキスト高さを表示します。

すべてのサイズをスケール

すべての注釈要素のサイズ変更のスケール係数を指定します。

フォント

フォント

テキストの外観です。

ヒント: クリックしてドロップダウンリストを開き、フォントの名前の最初の文字をタイプすると、フォントを素早く探すことができます。

B

フォントスタイルを太字にします。

斜体および下線スタイルは個々のプロパティとして設定する必要があります。

高さ

テキストの高さをモデル単位で設定します。

テキスト間隔

テキストと寸法線の間隔、およびマスク余白のサイズです。

寸法のマスクは、同じ値を使用するテキストマスクのサイズの半分です。

後ろから見た時に読み手にテキストを向ける

後ろから見た時に、読み手にテキストを向けます。

元のテキスト(左)、オプションをオン(中)、オプションをオフ(右)

マスク

寸法引出線は、テキスト間隔設定が余白をコントロールします。

不透明の色でテキストを囲みます。

背景

マスクの色をビューポートの背景色に設定します。

指定色

マスクの色を色の選択ダイアログボックスを使用して選択します。

テキスト

テキストの配置
テキストを左揃え

テキストの横方向の配置を左に揃えます。

テキストを中央揃え

テキストの横方向の配置を中央に揃えます。

テキストを右揃え

テキストの横方向の配置を右に揃えます。

テキストを上揃え

テキストの縦方向の配置を上に揃えます。

テキストを中央揃え

テキストの縦方向の配置を中央に揃えます。

テキストを下揃え

テキストの縦方向の配置を下に揃えます。

ビューに水平

テキストは常に画面にぴったりと接した状態になります。

ビューに水平オフ(左)、ビューに水平オン(右)

寸法

寸法テキスト

設定は長さ寸法のテキストの表示方法を決定します。

ビューに水平

テキストは常に画面にぴったりと接した状態になります。

ビューに水平オフ(左)、ビューに水平オン(右)

線の中央

寸法線を切り取りテキストを中央揃えで配置します。

線の上

テキストを寸法線の上に配置します。寸法線と平行になるようにテキストは回転されます。

整列

テキストを寸法線と一直線に描画します。

水平

寸法線の方向に関係なく、テキストを水平に描画します。

半径寸法テキスト

設定は半径寸法のテキストの表示方法を決定します。

ビューに水平

テキストは常に画面にぴったりと接した状態になります。

線の中央

寸法線を切り取りテキストを中央揃えで配置します。

線の上

テキストを寸法線の上に配置します。寸法線と平行になるようにテキストは回転されます。

水平

寸法線の方向に関係なく、テキストを水平に描画します。

整列

テキストを寸法線と一直線に描画します。

寸法線の延長部長さ

寸法線がどのくらい寸法補助線を超えるのかの距離を指定します。通常ティックマークと共に使用されます。


寸法補助線の延長部長さ (1)、寸法補助線のオフセット距離 (2)

寸法補助線の延長部長さ

(寸法線を超える)寸法補助線の延長部長さを設定します。

寸法補助線のオフセット距離

オブジェクト上の寸法点から寸法補助線の開始点までのオフセット距離を設定します。

寸法補助線の長さを固定

すべての寸法の補助線の長さを指定します。

寸法補助線1を省略

寸法補助線1の表示をオフにします。これは寸法が描画された方向に依存します。

寸法補助線2を省略

寸法補助線2の表示をオフにします。これは寸法が描画された方向に依存します。

基準線を使用時の間隔

基準線寸法が使用される際の寸法線間の距離です。

中心マークのサイズ

半径と直径寸法の中心マークのサイズです。

中心マークのスタイル

半径と直径寸法の中心マークのスタイルを設定します。

なし

中心マークは作成されません。

マーク

十字マークが半径または直径の中心に作成されます。

マークと線

十字マークとオブジェクトのエッジのすぐ外側まで伸びる線が作成されます。

矢印

先端 1 / 2
矢印
黒丸
ティック
短矢印
開矢印
四角
細い矢印
より細い矢印
ユーザー矢印

前もって定義されたブロックを矢印の先端として使用します。

先端になるブロックを作成するには

  1. 先端要素を作成します。
  2. そのジオメトリからブロックを作成します。
メモ
矢印なし

矢印は作成されません。

矢印のサイズ

先端形状の長さ(先端から尾部まで)です。

長さの単位

直線長さの単位

直線長さ寸法によって使用される単位です。

長さ係数 (カスタム単位が設定されている場合のみ)

Rhinoの単位と寸法の単位の間の換算係数を設定します。

直線長さの形式
小数

1.25

分数

1-1/4

直線長さの精度

距離表示の小数点以下の桁数を指定します。

丸め

寸法を一番近い設定値に丸めます。

接頭表記

寸法テキストの接頭表記テキストを設定します。

接尾表記

寸法テキストの接尾表記テキストを設定します。

0省略

寸法の最初または最後の0の表示をオフにします。

0省略なし
先頭の0を省略
末尾の0を省略
先頭と末尾の0を省略
変換単位を使用

直線長さの単位

長さ係数

直線長さの形式

直線長さの精度

丸め

接頭表記

接尾表記

0省略

0省略なし
先頭の0を省略
末尾の0を省略
先頭と末尾の0を省略
変換単位を下に

分数のスタック形式

スタックなし
スタック高さスケール (%)

角度の単位

角度の単位

参照: Math Planet

十進表記

十進数での角度です。一周が360°になるように定義される平面角の測定方法です。

度分秒

度/分/秒です。

ラジアン

弧が半径の長さと同じ円の中心での角度に等しい角度の単位です。

角度の精度

角度表示の小数点以下の桁数を指定します。

丸め

寸法を一番近い設定値に丸めます。

0省略

寸法の最初または最後の0の表示をオフにします。

0省略なし
先頭の0を省略
末尾の0を省略
先頭と末尾の0を省略

引出線

引出線の先端
先端 1 / 2
矢印
黒丸
ティック
短矢印
開矢印
四角
細い矢印
より細い矢印
ユーザー矢印

前もって定義されたブロックを矢印の先端として使用します。

先端になるブロックを作成するには

  1. 先端要素を作成します。
  2. そのジオメトリからブロックを作成します。
メモ
矢印なし

矢印は作成されません。

矢印のサイズ

先端形状の長さ(先端から尾部まで)です。

曲線タイプ

引出線によって使われる曲線のタイプを設定します。

なし

先端部分とテキストのみが作成されます。

ポリライン

セグメント化されたポリランが作成されます。

スプライン

制御点指定曲線が引出線として用いられます。

参照線

引出線とテキストの間に短い水平の線を追加します。

参照線オフ(1)、参照線オン(2)

水平方向の配置

テキストの位置揃えとテキストブロックの制御点の位置を設定します。これは複数行のテキストに最も便利です。

テキストを左揃え

テキストの配置を左に揃えます。

テキストを中央揃え

テキストの配置を中央に揃えます。

テキストを右揃え

テキストの配置を右に揃えます。

垂直方向の配置

最初の線の中央

最初の線の下

中央

最後の線の中央

下線

テキスト角度
水平

テキストは作業平面のX軸に合わせられます。

整列

テキストは引出線のセグメントに合わせられます。

許容差

寸法に許容差を付けます。許容差とは、計測距離の可変量です。

許容差はフィーチャやパーツを製造するのに要求される精度を表示します。

許容差のスタイル

寸法線の許容差の表示と形式をコントロールします。

許容差なし

許容差は追加されません。

対称

±(+/-)の記号と上限値に設定されている値を1つ表示します。

上下

寸法線上に+記号の後に上限値を、-記号の後に下限値を表示します。

許容限界

寸法長さ + 上限値と寸法長さ - 下限値を表示します。

精度

許容差値の小数点以下の桁数を指定します。

上限値

最大、つまり上限許容差値を指定します。

下限値

最小、つまり下限許容差値を指定します。

テキスト高さスケール (%)

許容差値の相対テキスト高さを指定します。

関連コマンド

SetCurrentAnnotationStyle

SetCurrentAnnotationStyleコマンドは、現在の注釈スタイルを指定します。

DupAnnotationStyle

ツールバー メニュー

寸法

メニューにはありません。

DupAnnotationStyleコマンドは、既存のスタイルをコピーして新しい注釈スタイルを作成します。

注釈スタイルを複製

コピーする注釈スタイルを選択

モデルに存在する注釈スタイルのリストからテンプレートとして使用するスタイルを選択します。

新規注釈スタイル

新規スタイルの名前を指定します。

現在の寸法スタイルにする

新規スタイルを現在のスタイルにします。

ImportAnnotationStyles

ツールバー メニュー

寸法
製図

ファイル >

ファイルからインポート >

3DMファイルから注釈スタイルを

ImportAnnotationStylesコマンドは、.3dmファイルから注釈スタイルを現在のドキュメントにインポートします。

次もご覧ください。

製図ツールを使用する

ドキュメントのプロパティを管理する

注釈にテキスト、寸法を使用する

 

 

 

Rhinoceros 6 © 2010-2017 Robert McNeel & Associates. 07-6-2019