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作業平面の設定

CPlaneコマンドは、アクティブビューポートの作業平面の原点と向きを設定します。

作業平面は机の表面のようなもので、カーソルは常にこの作業平面上を移動します。作業平面には、原点、x軸、y軸、そしてグリッドがあります。作業平面の向きは自由に設定でき、その設定は他のビューポートの作業平面と独立して指定することができます。

作業平面はビューポートのローカル座標を表し、ワールド座標系とは異なる座標系を表すことができます。

Rhinoの標準ビューポートにはそのビューポートに対応する作業平面が用意されています。デフォルトのPerspectiveビューポートはワールドTop作業平面を使用します。これはTopビューポートの作業平面と同じです。

操作手順

新しい原点をピックするか、オプションを選択します。

コマンドラインオプション
すべて	すべてのビューポートの作業平面は、ピックした点が原点になるように変更されます。
曲線	曲線オプションは、作業平面を曲線に垂直に設定します。曲線オプションの手順作業平面を設定する曲線を選択します作業平面の新しいX軸とY軸を新しい位置にドラッグします。メモ曲線オプションを使うと、1レールスイープ等の作業を行う前の準備として、作業平面を中心のレール曲線に沿ってさまざまな箇所に短時間で配置することができます。作業平面を設定したら、作図ツールを使用して必要な3D位置に断面曲線を作成します。直接作図するこの方法を利用すると、ワールド平面に曲線を作成した後に3Dに移動、回転して配置する方法よりも簡単に早く行えます。曲線の向きは、軸の方向に影響します。作業平面が思った方向を向いていない場合は、曲線の向きをFlipまたはDirコマンドを使用して反転してください。
SubCrv	曲線の一部を入力として選択するにはsubcrvとタイプします。
高さ	高さオプションは、作業平面の高さ（z方向）を変更します。高さオプションの手順新しい高さをピックします。または前の原点の位置からの移動距離をピックします。メモ正の数値は作業平面を正のz軸に沿って上に移動させます。負の数値は作業平面を下に移動させます。
ガムボール	ガムボールオプションは、作業平面を現在選択されているオブジェクトのガムボールの向きに合うように設定します。
オブジェクト	オブジェクトオプションは、アクティブビューポートで作業平面をオブジェクトに設定します。オブジェクトオプションの手順曲線、サーフェス、またはメッシュを選択します。新しい作業平面の原点と接線は、トリムされていない状態のサーフェスの「中点」に基づいて設定されます。メッシュの場合、平面は面の中心に設定され、面の法線方向が作業平面のZ方向を決定します。円または円弧の場合、原点は中心に設定されます。X軸は始点を通り、Y軸は曲線の方向に始点から90度の位置になります。
回転	回転オプションは、作業平面を回転します。回転オプションの手順回転軸の始点をピックします。回転軸の終点をピックします。作業平面を回転させる角度をピックします。または 2点をピックして角度を指定します。
サーフェス	サーフェスオプションは、作業平面をサーフェスに合わせて設定します。配置の際、作業平面はサーフェスの接面になるように拘束されます。サーフェスオプションの手順サーフェスを1つ選択します。原点をピックするか、Enterキーを押します。 X軸方向をピックするか、Enterキーを押します。サーフェスのオプション反転方向を反転します。トリムを無視トリムされていない基底サーフェス全体を使用します。
点を通る	現在のビューポートの作業平面をそのxy平面が選択された点と交差するようにz方向に移動します。点を通るオプションの手順作業平面をz方向に移動する位置をピックします。点を通るオプションすべてすべてのビューポートの作業平面をそれらのxy平面が選択された点と交差するようにz方向に移動します。
ビュー	アクティブビューポートで作業平面をビューに平行に設定します。ビューオプションの手順ビューをクリックするかVと入力します。
ワールド	指定されたデフォルトの作業平面に戻します。ワールドオプションの手順オプションを指定します。 Back Bottom Front Left Right Top
3点	3点オプションは、アクティブビューポートで点を指定してX、Y、Z方向を決め、作業平面を設定します。 3点オプションの手順新しい原点をピックするか、Enterキーを押します。 X軸をピックします。 Y軸をピックします。 3点オプション垂直作業平面を現在の作業平面に垂直に設定します。 Z軸作業平面のZ軸方向を設定します。
元に戻す	現在のビューポートで1つ前に使用された作業平面を呼び出します。. 元に戻すオプションの手順元に戻すをクリックするかUと入力します。ショートカット Shift + Home
やり直し	元に戻すオプションが使用される前にアクティブだった作業平面を呼び出します。やり直しオプションの手順やり直しをクリックするかDと入力します。ショートカット Shift + End