スクリプトを使用する

スクリプトを作成すると、Rhinoの機能を拡張することができます。

すべてのRhinoのコマンドはコマンドマクロで使用することができます。コマンドマクロは、コマンドプロンプトでコマンドをタイプして、ツールバーから、ショートカットキー、コマンドエイリアスを使用して、ReadCommandFileコマンドから、そしてPasteコマンドを使用してRhinoのコマンドストリームで実行できます。

通常、Rhinoのインターフェイスを通して行われる操作のスクリプト化を手助けするコマンドもあります。

スクリプト用に特化したコマンド

操作

Cancel

現在のコマンドをキャンセルし、オブジェクトの選択を解除します。

Delete

オブジェクトを削除します。

Echo

スクリプトのコマンドをコマンドヒストリウィンドウに表示する機能をオンにします。

Enter

スクリプトでEnterキーと同じ役割をします。

EnterEnd

スクリプトのコマンドストリング(文字列)を完了するためのEnterキーと同じ役割をします。

GetDocumentUserText

SetDocumentUserTextコマンドでファイルに付けられたテキスト情報を取り出します。

GetUserText

SetUserTextコマンドでオブジェクトにアタッチされたテキスト情報を取り出します。

NoEcho

スクリプトのコマンドをコマンドヒストリウィンドウに表示する機能をオフにします。

Pause

スクリプトの実行を一旦停止してユーザー入力を待ちます。

ReadCommandFile

テキストファイルからコマンドスクリプトを読んで実行します。

RunPythonScript

Pythonのスクリプトを実行します。

SetCurrentRenderPlugIn

レンダリングプラグインを指定します。

SetDisplayMode

ビューポートの表示モードを指定します。

SetDocumentUserText

ファイルにテキスト情報を付加します。

SetObjectName

オブジェクトに名前を割り当てます。

SetRedrawOff

スクリプトを実行中に、画面の再描画や作業平面やビューの変更をできないようにします。

SetRedrawOn

スクリプトを実行中に、画面の再描画や作業平面やビューの変更を可能にします。

SetUserText

オブジェクトにテキスト情報を付加します。

インターフェイス

ClearUndo

メモリーを解放するためにUndo(元に戻す操作)バッファをクリアします。

DocumentPropertiesPage

ドキュメントのプロパティダイアログボックスを指定したページで開きます。

Exit

Rhinoを閉じます。

MaxViewport

アクティブビューポートを最大化します。

NewFloatingViewport

新規フリーフローティングのビューポートを作成します。

NextOrthoViewport

次の平行投影ビューポートをアクティブにします。

NextPerspectiveViewport

次のパース(遠近)投影ビューポートをアクティブにします。

NextViewport

次のビューポートをアクティブにします。

Ortho

カーソルの動きを指定角度に拘束します。

OrthoAngle

カーソルの直交の動きの角度を設定します。

PrevViewport

前のビューポートをアクティブにします。

SetActiveViewport

名前の付いたビューポートをアクティブにします。

SetMaximizedViewport

アプリケーションウィンドウの中の名前の付いたビューポートを最大化します。

SetOrtho

直交モードをオン、オフ、または現在の状態をトグルします。

SetPlanar

平面モードをオン、オフ、または現在の状態をトグルします。

SetSnap

グリッドスナップをオン、オフ、または現在の状態をトグルします。

ShowOsnap

Osnapコントロールをオンにします。

Snap

現在のスナップモードの状態をトグルします。

SnapSize

グリッドスナップ間隔を指定します。

インポート/エクスポート

ComputeVertexColors

テクスチャ座標を評価し、頂点の色を設定します。

次もご覧ください。

コマンドマクロとスクリプト作成

 

 

Rhino for Mac © 2010-2016 Robert McNeel & Associates. 17-1-2017