ThicknessAnalysisコマンド

擬似カラー（フォルスカラー）表示を使用してソリッドの厚さを評価します。

メモ:

ThicknessAnalysisコマンドは、2つの独立したサーフェス間の距離を測るものではありません。

2つのサーフェス間の距離を評価するには、これらの点をPointDeviationコマンドを使用して2つ目のサーフェスと比較します。

サーフェス上に点のセットを生成する一番簡単な方法は、Meshコマンドを使用してメッシュを作成し、そのメッシュオブジェクトにThicknessAnalysisを使用することです。

操作手順

好ましい最小または最大厚さを入力します。

コマンドラインオプション

解析に時間がかかる場合、続行するかどうかのプロンプトが表示されます。

更に6分続行しますか?

いいえ

解析を中止します。

はい

更に6分解析を続行します。

完了まで続行

どんなに時間がかかろうとも解析を続行します。

注意:一旦続行することを指定したら、Escキーを使用してコマンドを停止することはできません。

例

厚み分析ダイアログボックスには、値の範囲が表示されます。

青 = B; 赤 = R

0 < R < Bと仮定します。

それぞれの解析メッシュ頂点Vに対して、Rhinoは「反対側」で点Pを探します。

d = PからVへの距離です。

d <= Rの場合、頂点Vは赤です。

d > Bの場合、頂点は白です。

R <= d <= Bの場合、頂点は赤から青への範囲内の適切な色になります。

表示される割合（%）は、白でない解析メッシュ頂点の割合です。この例では、「反対側」への距離の点が<= Bの解析メッシュ頂点の割合です。

ThicknessAnalysisOff

ThicknessAnalysisOffコマンド

厚み分析の表示をオフにします。

次も参考にしてください。