JoinEdge |
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JoinEdgeコマンド
許容差外の2つのオープンエッジを結合します。
操作手順
2つのサーフェスまたはポリサーフェスのそれぞれの近くに配置されている、または同じ位置を共有するオープンエッジを選択します。
2つのエッジの少なくとも一部分が(ある程度平行に)重なり合っているいるけれど、すべての点において同じ位置を共有しない場合、エッジの結合ダイアログボックスが表示され、「これらのエッジを結合するには <距離値>の結合許容差が要求されます。これらのエッジを結合しますか?」と問いかけます。はいをクリックすると、両サーフェスが開いている部分を埋めるように延長されて結合されます。
注意事項
JoinEdge指定の許容差を無効にできるコマンドです。エッジがどんなに離れていても「結合」が行われます。「結合」は、ジオメトリ(他のオブジェクトに対する位置関係)を優先するのではなく、トポロジ(要素間の結合関連性)を優先します。
2つのサーフェスをどんな方法で結合するにせよ、関係するエッジを表現する3D曲線が作成され、空間内での両エッジを代表する1つの位置を表現します。しかし、サーフェス自体は変更されないので、新しい曲線はどちらのサーフェスにもぴったりとは合いません。
サーフェスのエッジがあまり離れていなければ(許容差内)作業はスムーズに行きます。そうでない場合は後で(モデルを何に使うかによりますが)問題が生じることがあります。
Joinコマンドでサーフェスを結合できない時は、ほとんどの場合、許容差の指定が小さすぎるか、サーフェスの精度を少し上げる必要があるかです。
JoinEdgeコマンドを使用する場合、実際に何が行われているかをよく理解した上で、このコマンドが適切かどうかを判断してください。許容差を大きくしてJoinコマンドを実行してから許容差を再設定するショートカットとして考えるとよいでしょう。
エッジの位置がお互いにあまりにも離れすぎている場合(エッジに重なる区間がない)、結合は行われず、「重なる区間が見つかりません。」とコマンドラインに表示されます。
UnjoinEdge |
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UnjoinEdgeコマンド
選択されたポリサーフェスのエッジの結合を解除します。
メモ:閉じたサーフェスのシームの結合は解除されません。