ApplyWatermarkコマンド

目に見えないウォーターマーク（透かし）を複雑なRhinoのモデルに埋め込みます。

ApplyWatermarkコマンドは、ウォーターマークのパスフレーズを入力するようにプロンプトを表示し、そのパスフレーズを使用してウォーターマークを作成します。Rhinoはウォーターマークのパスフレーズを保存しません。そのため、ウォーターマークのパスフレーズをなくしたり忘れたりした場合、それを取り出す方法はありません。ウォーターマークのパスフレーズは、重要な保護されたパスワードと同じ取扱いをしてください。

ウォーターマークはこのようにして使うことができます:価値のあるモデルを他の組織と共有する場合、共有する前にモデルのすべてのオブジェクトにウォーターマークを埋め込みます。後日、そのモデルが予想しない場所で見つかった場合、Rhinoにそれを読み込み、ウォーターマークがあるかどうかをチェックすることができます。ウォーターマークがあった場合、現場の担当者と話をすることができます。

下の免責条項をご覧ください。

操作手順

パスフレーズを入力します。

この番号をRhinoのモデルとは別の場所に記録しておいてください。

ウォーターマークを適用する曲線、サーフェス、ﾎﾟﾘサーフェスを選択します。

メモ:Rhinoは複雑な曲線、サーフェス、およびポリサーフェスにウォーターマークを適用できます。直線、平面、円柱などのシンプルなジオメトリックオブジェクトにはウォーターマークは使用できません。

メモ:新しいウォーターマークを適用すると、以前のウォーターマークは削除されます。

コマンドラインオプション

前回のウォーターマークを使用

同じRhinoセッションで前回使用されたウォーターマークを適用します。セキュリティ上の理由から、Rhinoは前回使用されたウォーターマークのパスフレーズは表示しません。Rhinoのセッションを終了すると、ウォーターマークに使用されたすべての情報は破棄されます。

FindWatermarkコマンド

指定されたウォーターマークでモデルを検索します。

ウォーターマークのパスフレーズを入力するように促し、そのパスフレーズから作成されたウォーターマークのあるモデルのすべてのオブジェクトを検索します。

操作手順

ウォーターマークのパスフレーズを入力します。

コマンドラインオプション

前回のウォーターマークを使用

同じRhinoセッションで前回使用されたウォーターマークを使用します。セキュリティ上の理由から、Rhinoは前回使用されたウォーターマークのパスフレーズは表示しません。Rhinoのセッションを終了すると、ウォーターマークに使用されたすべての情報は破棄されます。

免責条項

Robert McNeel & Associatesは、ウォーターマークツールを現状のまま（現状有姿）で明示的または黙示的保障なしに提供します。商品性、特定の目的に対する適合性のすべての黙示的保証はここに免責されます。

Robert McNeel & Associatesは、ウォーターマーク機能のこれ以上のどのような詳細も開示しません。

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