命名規則

Rhinoのモデルの要素には、レイヤ、注釈スタイル、ブロック定義、グループ、オブジェクト、光源、マテリアルなどがあります。この中には、モデルで一意の名前を必要とするものがあります。レイヤ、グループ、ブロック定義、注釈スタイルなどがその例です。名前を共有できるものもあります。オブジェクト、光源、マテリアルなどがその例です。

  • 名前では、次の記号は使用できません:
    タブ、削除 (U+0080)、またはその他の制御文字すべて (UNICODE コードポイント <= U+001F)
  • 名前を次の記号で始めることはできません:
    ( ) [ ] { }
  • 名前の先頭または末尾のスペースは無視されます。
  • Rhinoは、スペース-コロン-スペース " : " を使用して、リンクされたブロックやワークセッションの参照モデルの一意の名前が必要な要素(グループ、ブロック定義、線種、ハッチングパターン、注釈スタイル)にファイル名の接頭辞を追加します。要素名にSPACE-COLON-SPACEを使用しないようにしてください。

名前の並べ替え順序

1 (スペース) 13 / (スラッシュ) 25 | (パイプ)
2 ! (感嘆符) 14 : (コロン) 26 } (中カッコトジ)
3 " (二重引用符) 15 ; (セミコロン) 27 ~ (チルダ)
4 # (ハッシュマーク) 16 ? (疑問符) 28 + (プラス)
5 $ (ドル) 17 @ (アットマーク) 29 < (小なり)
6 % (パーセント) 18 [ (大カッコ) 30 = (イコール)
7 & (アンパサンド) 19 \ (バックスラッシュ) 31 > (大なり)
8 ( (カッコ) 20 ] (大カッコトジ) 32~41 0~9 (数字)
9 ) (カッコトジ) 21 ^ (キャレット) 42 ' (アポストロフィー)
10 * (アスタリスク) 22 _ (アンダーバー) 43 - (ハイフン)
11 , (コンマ) 23 ` (逆クォーテーション) 44~69 A~Z (大文字)
12 . (ピリオド) 24 { (中カッコ) 70~95 a~z (小文字)

上に記載されていない記号は、小文字のzの後にUNICODEのコードポイント値で並べ替えされます。

 

要素名(レイヤ、注釈スタイル、ブロック、グループなど)を並べ替えるためのC++ SDKツール:

int ON_wString::CompareAttributeName()

次もご覧ください。

Unicode control characters