文字列を数値に変換する

ユーザーテキストに格納された数値は、float()関数を使用して実数に変換しない限り、数値として計算できない文字列です。

例えば:

体積と物質密度からオブジェクトの重さを計算する場合:

1. Volume関数を使用して、次のようにオブジェクトの体積を取得します。

   %<Volume("オブジェクトID")>%

2. オブジェクトの属性ユーザーテキストに"密度"キーを追加し、次のようにAttributeUserText関数を使って取得できる材料密度を定義します。

   %<UserText("ObjectID","密度")>%

3. Volume()をUserText()で乗算します。

   %<Volume("オブジェクトID") * UserText("オブジェクトID", "密度")>%✘

   UserText()は数値ではなく文字列を返すため、上の式は失敗します。これを機能させるには、次のようにfloat()を使用し、UserText()を文字列から数値に変換します。

   %<Volume("オブジェクトID") * float(UserText("オブジェクトID", "密度"))>%✔