MergeSrf

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マージ

MergeSrfコマンドは、2つのサーフェスをトリムされていないエッジで1つのサーフェスにマージします。

操作手順

2つのサーフェスを選択します。
両方のサーフェスはトリムされていない状態でエッジを共有していなければなりません。

コマンドラインオプション
スムーズ	結果のサーフェスは滑らかになります。これにより、サーフェスの制御点の編集がしやすくなりますが、両方のサーフェスの形が変形する場合があります。
許容差	2つのサーフェスをマージするには、サーフェスエッジはこの許容差内になくてはいけません。許容差設定は、Rhinoのグローバル絶対許容差がデフォルトです。0または絶対許容差よりも低い値は、使用できません。
丸み	マージの婉曲性/滑らかさ/鈍さなどを定義します。デフォルトは1（なるべく滑らかにすること）です。使用できる値は0（シャープ）から1（滑らか）までです。

コマンドラインオプション

スムーズ

結果のサーフェスは滑らかになります。これにより、サーフェスの制御点の編集がしやすくなりますが、両方のサーフェスの形が変形する場合があります。

許容差

2つのサーフェスをマージするには、サーフェスエッジはこの許容差内になくてはいけません。

許容差設定は、Rhinoのグローバル絶対許容差がデフォルトです。0または絶対許容差よりも低い値は、使用できません。

丸み

マージの婉曲性/滑らかさ/鈍さなどを定義します。デフォルトは1（なるべく滑らかにすること）です。使用できる値は0（シャープ）から1（滑らか）までです。

メモ

エッジを共有しているトリムされていないサーフェスは、1つのサーフェスにマージできます。2つのサーフェスが合うシームは滑らかになります。これは、オブジェクトの半分を形取り、ミラーし、サーフェスをマージしてキンクの発生を防ぐ場合に役立ちます。作成されたサーフェスは編集できます。
両方のサーフェスの共有されたエッジがUまたはV方向に向っていて、サーフェスが両方のエッジの端点を共有している場合のみ、サーフェスはマージできます。
マージしたサーフェスが閉じている場合、MakePeriodicコマンドを使うとサーフェスをより滑らかに、編集できるようにできます。
通常、トリムされていないサーフェスをロフトやスイープを使って作成した時や、サーフェスが隣接したエッジを共有している場合にのみMergeSrfコマンドを使用することができます。MergeSrfコマンドを使用してサーフェスを1つのサーフェスにします。一度サーフェスをトリムした後は、それ以降気をつけて操作しなければなりません。
トリムされたサーフェスの下には、形状のジオメトリを定義するトリムされていないサーフェスがあります。サーフェス上のトリム曲線は、そこに穴または切り取られた部分があるという情報を持っています。MergeSrfコマンドが必要としているのは、ジオメトリを制御している基底サーフェスで、それを結合し、複数の小さなサーフェスから1つの大きなサーフェスを作成します。
2つのトリムされたサーフェスの制御点表示をオンにしてみるとサーフェスは互いにきちんとトリムで整列されているように見えますが、制御点同士がきちんと整列していないことが分かります。

青いサーフェスの制御点（1）、赤いサーフェスの制御点（2）
制御点はマージして2つの独立したサーフェスから単一のサーフェスを作成するため、制御点が2つのトリムサーフェス上できちんと整列しない場合はサーフェスはマージされません。
マージしたい2つのトリムされたサーフェスにUntrim使用してみると、これがさらに明確に分かるでしょう。2つのサーフェスのトリムエッジが合っていても、基底サーフェスがお互いに合っていないことが分かります。
MergeSrfコマンドは完全多重度内部ノットでないノットをスムーズ化しません。

次もご覧ください。

サーフェスを編集する