calibrate_digitizer.pngDigCalibrate

 

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DigCalibrateコマンド

3Dデジタイザを調整します。

操作手順

number-1.pngデジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系の原点を設定します。

number-2.pngデジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系のX軸上の点を設定します。

number-3.pngデジタイズする実物モデル上または近くの点をピックして、デジタイザの座標系のY軸上の点を設定します。

デジタイザの座標系のY軸がX軸と直交にならなくても、 Rhinoは自動的にX軸とY軸がピックした3点でできる平面で直交になるように調整します。

number-4.pngデジタイザの原点に対応するRhinoの点をピックします。

number-5.pngEnterキーを押した場合、デジタイザの座標系の原点がRhinoのワールド座標系と対応します。

number-6.pngデジタイザのX軸に対応するRhinoの点をピックします。

number-7.pngデジタイザのY軸に対応するRhinoの点をピックします。

デジタイザを再調整できるようにするには

デジタイザを使って作業をしている途中で、デジタイザを再度調整する必要がある場合があります。デジタイザが動いてしまったり、オブジェクトが少し移動してしまったり、デジタイジングの途中でRhinoを閉じなければいけなかったりする場合に、この再調整が必要です。理由が何であれ、参照点を設定してデジタイザを再調整できることは大変便利です。

概要

number-1.pngアームとデジタイズするオブジェクトをテーブルに固定します。

number-2.png実際のオブジェクトがRhinoの中で正しく位置付けられるようにデジタイザを調整します。

number-3.png実際のオブジェクト上にデジタイザを再調整するのに使用する3つの参照点を配置します。

number-4.png3つの参照点をデジタイズしてRhinoに読み込みます。

デジタイザを再調節する必要のある時はいつも、この実際のオブジェクト上の3つの参照点と、それに対応するRhoino の3つの点を使用します。

最初の調整を行う

number-1.pngアームを使ってテーブル上の原点ピックします。

number-2.pngアームを使ってテーブル上のX軸をピックします。

number-3.pngアームを使ってテーブル上のY軸をピックします。

number-4.pngEnterキーを押してワールド座標系に原点をマップします。

参照点を作成する

number-1.png実際のオブジェクトにマーカーペンで3ヶ所の点を付けます。

number-2.png各点にOXYと、印を付けます。この場合のOは原点、x はx軸、yはy軸を意味します。

number-3.pngPolylineコマンドを開始します。

number-4.pngXからO、そしてYへポリラインを引きます。これが参照ポリラインになります。このポリラインを「参照点」というレイヤに移動すると後で便利です。

number-5.pngDotコマンドを使用してXYOリラインのすべての端点と頂点に印をつけます。

デジタイザやオブジェクトが動いてしまった場合、または Rhinoを一度閉じてから再び起動する必要がある場合は、新しいデータが既存のデータと一致するようデジタイザを再調整する必要があります。

デジタイザを再調整する

number-1.pngアームを使って実際のオブジェクト上原点であるのOの点をピックします。

number-2.pngアームを使って実際のオブジェクト上のX軸点であるXの点をピックします。

number-3.pngアームを使って実際のオブジェクト上のY軸点であるYの点をピックします。

number-4.pngRhinoでOと印の付いた参照ポリラインの頂点にスナップし、原点をマップします。

number-5.pngRhinoでXと印の付いた参照ポリラインの端点にスナップし、X軸を選択します。

number-6.pnghinoでYと印の付いた参照ポリラインの端点にスナップし、Y軸を選択します。

次も参考にしてください。

デジタイジングアームを使用する