Sweep1

１レールスイープオプション

スタイル

フリーフォームとロードライクオプションは、レールに沿ったフレームがどのように作成されるのかを決定します。多くの場合、すべてのオプションで結果として作成されるサーフェスは同じです。

フリーフォーム

断面曲線が、スイープの実行中にレールに対する角度を維持するために回転します。フリーフォームオプションは通常、レールに接する交差レールの曲率の方向を使用します。

ロードライク Top / Right / Front

Sweep1のロードライクオプションは、レールの接線方向とオプションで指定される（固定の）方向に基づいて断面がレールに沿って作成される方法を計算します。 ロードライク Topは固定の方向をワールドzとして設定します。Frontは、ワールドyを、Rightは、ワールドxを使用します。

テクニカルメモ

断面の動きは、1つのフレームを既存の断面の位置に置き、他をレールに沿った希望の位置で計算して決定されます。これらのフレームの違いが断面の動きを決定します。

フレームとは、1つの3D点と3つの方向ベクトルです。フレームは、Rhinoのワールド軸アイコンに似ています。フレームは空間の唯一の座標を表します。

フレームは次の方法で計算されます。

1. レール接線と固定の方向ベクトル（それらが平行でない場合）が平面を定義します。接線ベクトルと固定の方向の外積が両方の入力ベクトルに垂直なその平面（フレームx）の法線ベクトルを生み出します。
2. フレームxとレール接線の外積が、接線とフレームxに垂直な別のベクトル、フレームyを生み出します。
3. レール接線をフレームzとして取ると、レールに沿って指定の位置に手動で垂直x、y、z座標方向に唯一の3dフレームがあります。
4. これらのフレーム中の2つのフレーム間の回転と移動が、レール上の1つの位置から別の位置への断面の移動方法を決定します。

レール接線と任意のベクトルが平行である場合、平面は定義されず、外積はベクトルを生み出しません。従って、フレームはきちんと定義されず、レール接線の回りにねじれて（それだけが定義された情報なので）生み出されます。

RightとFrontオプションには、それらの作業平面に対して同じ向きの規則が適用されます。

サーフェスに整列（サーフェスエッジをレールに指定した場合のみ）

レールがサーフェスエッジの場合に、断面曲線がサーフェスエッジに沿って形成されます。シェイプがサーフェスに接線連続である場合、新しいサーフェスもまた接線連続になります。

サーフェスに整列オン

サーフェスに整列オフ

閉じたスイープ

作成されるサーフェスは最後のシェイプ曲線で止まらず、継続して最後の曲線と最初のシェイプ曲線を結び、閉じたサーフェスを作成します。

最低2つの断面曲線を選択した場合のみ有効です。

全体の形状調整

スイープは1つの端からもう1つの端に直線的に形状調整され、1つの断面曲線からもう1つへテーパするスイープが作成されます。このオプションをオフにすると、スイープは端で一定で、中央部分でよりはっきりと変化します。

全体の形状調整オン

全体の形状調整オフ

アントリムマイター

スイープがキンクのあるポリサーフェスを作成した場合、それを構成するサーフェスはトリムされません。

アントリムマイターをオン

アントリムマイターをオフ

断面曲線オプション

シェイプ曲線を整列

断面曲線の方向を反転できます。

単純化しない

スイープを作成する前にシェイプ曲線を一切変更しません。

リビルド（制御点）

スイープを作成する前にシェイプ曲線の制御点をリビルドします。シェイプ曲線は非有理曲線でリビルドされるので、連続性のオプションを使用することができます。

再フィット許容差

スイープを作成する前にシェイプ曲線を再フィットします。シェイプ曲線は非有理曲線でリビルドされるので、連続性のオプションを使用することができます。

単純なスイープ

単純なスイープは、レールの編集点でシェイプ曲線がレールと交わっている場合に使用できます。このオプションは、曲線がきちんと配置されている場合に、単純なサーフェスを生成します。サーフェスは元の曲線の構造を継承します。

レールを再フィット

FitCrvコマンドを使用する時のようにレール曲線を再フィットします。

プレビュー

クリックすると出力のプレビューが表示されます。設定を変更した場合、プレビューを再度クリックすると表示が更新されます。