この例では、Rhinoを使って簡単なメカニカルパーツをモデリングする方法を紹介します。
このチュートリアルでは次のことを学習します。
RhinoのヘルプメニューのRhinoを学ぶをクリックし、チュートリアルとサンプルをクリックします。
チュートリアルパネルのユーザーガイドのチュートリアルモデルファイル「Toolblock.3dm」をダブルクリックします。
まず、レイヤ「Profile‑01」と「Profile‑02」の輪郭曲線から2つの基本のソリッド形状を作成します。
ソリッドメニューの平面曲線を押し出し > 直線をクリックします。
端点オブジェクトスナップをオンにします。
押し出す曲線を選択のプロンプトで、青い輪郭曲線を選択し、Enterキーを押します。
押し出し距離のプロンプトで、コマンドラインオプションをソリッド=はいに元のオブジェクトを削除=いいえに設定します。
マゼンタの構築線の端点にスナップして、クリックします。
空間で閉じた体積を形作るので、押し出し形状はソリッドになります。
赤い輪郭曲線を選択します。
ソリッドメニューの平面曲線を押し出し > 直線をクリックします。
押し出す曲線を選択のプロンプトで、コマンドラインオプションをソリッド=はい、元のオブジェクトを削除=いいえに設定しします。
押し出し距離のプロンプトで、Frontビューポートで、青い曲線の高さより上に押し出しをドラッグし、クリックします。
ソリッドが現在の赤いレイヤであるProfile-02に表示されます。
ソリッドメニュー > 差をクリックします。
差演算をする元のサーフェスまたはポリサーフェスを選択のプロンプトで、青いソリッドを選択し、Enterキーを押します。
差演算に用いるサーフェスまたはポリサーフェスを選択のプロンプトで、コマンドラインを元のオブジェクトを削除=はいに設定します。
赤いソリッドを選択し、Enterキーを押します。
結果は新しいソリッドまたはポリサーフェスになります。ポリサーフェスは、閉じたまたは開いたサーフェスの集まりです。ソリッドは閉じたサーフェスの集まりです。
最初の穴を作成する構築円が既に配置されています。
下のイメージのように青い円を選択します。
ソリッドメニューのソリッド編集ツール > 穴 > 穴を作成をクリックします。
サーフェスまたはポリサーフェスを選択のプロンプトで、グレーのポリサーフェスを選択します。
深さ点...のプロンプトで、オブジェクトの上の部分を貫通するように穴をドラッグします。
点はRightビューでピックします。
1つ穴ができたら、コピーして他の穴を作成できます。
Osnapコントロールで点オブジェクトスナップをオンにします。
ソリッドメニューのソリッド編集ツール > 穴 > 穴をコピーをクリックします。
1つの平面サーフェス内の穴を選択のプロンプトで、最初の穴を選択し、Enterキーを押します。
コピーの基点のプロンプトで、1つ目の円の中心の点オブジェクトにスナップし、クリックします。
コピー先の点...のプロンプトで、次の穴の中心になる次の点にスナップし、クリックします。
これを繰り返し、パーツの反対側に2つの穴を作成します。
パーツの中心の点は使用しないでください。
中央の穴は青いソリッドの上の部分を貫通しません。また、穴の作成に使用する参照円がありません。
ソリッドメニューのソリッド編集ツール > 穴 > 円形穴を配置をクリックします。
ターゲットサーフェスを選択のプロンプトで、グレーのソリッド一番上のサーフェスを選択します。
中心点のプロンプトで、コマンドラインオプションを次のように設定します。
深さ=0.5
直径=0.312(メモ: オプションに半径と表示されている場合は、それをクリックして直径に変えてください。)
錐先角度=180
貫通=いいえ
方向=作業平面法線
グレーのソリッドの中央の点オブジェクトにスナップし、穴の作成を終了します。
結果のポリサーフェスは、閉じたソリッドです。ソリッドは、空間の閉じた体積を定義します。オブジェクトのプロパティを見るとパーツが閉じたソリッドかどうかが分かります。
パーツを選択します。
編集メニューのオブジェクトのプロパティ (F3)をクリックします。
プロパティパネルの詳細をクリックします。
オブジェクト情報ウィンドウで、オブジェクトが有効で閉じていることが確認できます。
ジオメトリ:
有効なポリサーフェス。
23個のサーフェスがある閉じたソリッドポリサーフェス。
Make2Dコマンドは3Dソリッドから2D線を生成します。
パーツを選択します。
寸法メニュー > 2D図を作成をクリックします。
2D図オプションダイアログボックスで次のように設定します:
投影で、第三角法を選択します。
オプションで、出力レイヤでを選択し、接線エッジと隠れ線ボックスにチェックマークを付けます。
OKをクリックします。
2D図を使用して、パーツに寸法を追加します。
寸法メニュー > 長さ寸法をクリックします。
Osnapコントロールで、端点オブジェクトスナップをオンにし、点オブジェクトスナップをオフにします。
寸法の1点目のプロンプトで、パーツの左上の角をピックします。
寸法の2点目のプロンプトで、パーツの右上の角をピックします。
寸法の位置のプロンプトで、寸法線の位置をピックします。
同じ操作を繰り返し、パーツの右側に垂直寸法を生成します。
寸法メニューの長さ寸法をクリックします。
寸法の1点目のプロンプトで、コマンドラインオプションを直列寸法=はいに設定します。
これによって直列寸法が作成されます。
ヒント: 前の寸法が続けて作成されてしまう場合は、新しい寸法オプションをクリックします。
寸法の1点目のプロンプトで、端点オブジェクトスナップを使用してパーツの左下の角にスナップし、クリックします。
寸法の2点目のプロンプトで、中心点オブジェクトスナップを使用して1つ目の円の中心点にスナップし、クリックします。
寸法の位置のプロンプトで、パーツの下側をピックします。
次の寸法の位置のプロンプトで、残りの円の中心点のピックを続けます。
パーツの右下の角をピックして終了し、Enterを押します。
メモ: 寸法テキストと矢印が寸法線内に収まらない場合は、後で寸法のプロパティで修正することができます。寸法のプロパティを使用すると、テキストや矢印の位置を指定することができます。
直列寸法を繰り返し、垂直寸法を作成します。
新しい寸法オプションをクリックし、寸法の作成を開始します。
寸法メニュー > 半径寸法をクリックします。
半径寸法を配置する曲線を選択のプロンプトで、一番右側の円を選択します。
寸法の位置のプロンプトで、パーツの上側をピックします。
半径寸法テキストをダブルクリックし、テキストの編集ボックスでカンマを付け加えた後に、次のようにテキストを追加します:
Typ. 5 Places
Rhinoceros 6 for Windows © 2010-2018 Robert McNeel & Associates. 11-5-2020