テキストを巻き付ける - サーフェスに沿ってフロー変形

このチュートリアルでは、円柱にテキストソリッドやその他のオブジェクトを巻きつける操作を紹介します。これらのオブジェクトは、円柱のトリム穴として使用することができます。

このチュートリアルでは次のことを学習します。

テキストをソリッドオブジェクトとして作成
オブジェクトをサーフェスに巻きつける

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サーフェスを作成する

このチュートリアルを行うには、まず最初にシンプルな円柱を作成します。一度基本のテクニックを習得した後は、その他のサーフェスを使うこともできます。トリムされるサーフェスは、基本である長方形を維持します。この基底のサーフェスの形はテキストの配置に影響します。

Cylinderコマンドアイコン円柱を作成する

4 Perspectiveビューポートで、Cylinderコマンドに垂直オプションを使い円柱のソリッドを作成します。

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巻きつけるオブジェクトを作成する

ここで作成するソリッドオブジェクトは、後に円柱に巻きつけられます。

TextObjectコマンドアイコンテキストを作成する

1. TextObjectコマンドを使用して、ソリッドオプションを使用し、テキストを作成します。

フォントは、多くの穴や細かいディテールが入っているものよりも、比較的大きく太いものを選びます。

高さを約1.5単位に設定します。

ソリッドの奥行き.1単位に設定します。

2. テキストを円柱の近くの作業平面の上に配置します。ここでは、配置する場所は重要ではありません。

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オブジェクトの配置をコントロールする

CreateUVCrvコマンドは、サーフェスの平面境界曲線を作成します。これをテキストを配置する際の目印として使用します。テキストを円柱に割り当て直す前に、この境界長方形を使いテキストをレイアウトできます。この長方形は、後に他のオブジェクトの配置の目安として使用できます。

CreateUVCrvコマンドアイコンUV曲線を作成する

1. CreateUVCrvコマンドを使用して、サーフェスの境界線となる曲線を作業平面に作成します。
2. 円柱の側面をピックします。

長方形は、Top作業平面の0,0の座標軸に揃えて配置されました。

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Moveコマンドアイコンテキストオブジェクトを配置する

4 MoveRotateScaleまたはその他の変形コマンドを使用して、円柱上に配置したいようにテキストを長方形の中で調整します。

その他の飾りになる曲線も追加してみるとよいでしょう。

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PlanarSrfコマンドアイコン参照サーフェスを作成する

4 PlanarSrfコマンドを使用して、長方形をサーフェスにします。

このサーフェスは後にFlowAlongSrfコマンドの参照オブジェクトとして使用します。

ExtrudeCrvコマンドアイコン飾りの曲線を押し出す

1. その他の曲線を作成した場合には、それらを選択してください。
2. ExtrudeCrvコマンドを使用して、文字に合うように飾りの曲線を厚くします。
3. 押し出し距離のプロンプトで、ソリッド=はいに設定します。
4. 押し出し距離…のプロンプトで、.1とタイプします。

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FlowAlongSrfコマンドアイコン文字を円柱に巻きつける

1. 文字や飾りを選択します。
2. FlowAlongSrfコマンドを開始します。
3. ベースサーフェス…のプロンプトで、元の形状を維持=いいえに設定します。
4. 長方形型平面の左下近くを図のようにクリックします。

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5. ターゲットサーフェス…のプロンプトで、円柱の下のシームエッジを図のように選択します。

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テキストと飾りのソリッドが円柱の回りに適用されます。

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円柱を切ったり、オブジェクトをブール演算するのにも文字が使えます。