数値の入力
Rhinoでの距離、角度、座標入力は、数値を使用することもできます。
Rhinoでの点、番号、角度の入力の仕方はいく通りもあります。
メモ:番号、角度、座標点ではスペースは使用できません。
基本の数値
整数
123
小数
+123.456
0.456
.456
科学表記法
-1.23456e10
1.23456E10
分数
5/16
1-3/4 (1.75)
メモ:長さや点座標を入力する際は単位を指定することができます。Rhinoは、入力された数値をモデルの単位に自動的に変換します。例えば、モデルの単位がメートルで27cmと入力した場合、Rhinoは自動的に数値を0.27に変換します。
例
1.235millimeters
-1.234cm
+16'5" (16フィート 5インチ)
1'2-3/4" (1フィート 2.75インチ)
座標の概要についてはこちらをご覧ください: http://www.mathopenref.com/coordintro.html。
点の入力を促すプロンプトが表示された時、ビューポートでマウスをクリックして点の座標を定義することもできますが、その他いろいろな方法で座標入力することもできます。
点を配置するには、X、Y座標、またはX、Y、Z座標を入力します。最初にwを付けてタイプするとワールド座標を、rを付けてタイプすると相対座標を、wrを付けてタイプするとワールド相対座標を入力することができます。
x,y,z
3,4,5
2,-11 (2,-11,0) Z座標を省略すると、Z座標は自動的に0に設定されます。
メモ:X、Y座標のみを使用した場合、点はアクティブビューの作業平面に配置されます。
17<45
極座標 (半径<回転角度,z)
17<45,8
5<30<45
球座標((x,y<高さ角度)
5,6<15
11
作業平面座標を使用するには
点の入力を促しているプロンプトでx,y,z形式で座標を入力し、Enterキーを押します。
例
Lineコマンドを開始し、線の1点目を0,0に配置します。
これで線の始点が作業平面の原点に設定されます。
直線の終点...のプロンプトで、12,6,10とタイプし、Enterキーを押します。
線は作業平面の原点から始まり、作業平面座標の12,6,10 の点まで作成されます。
ワールド座標を使用するには、座標の前にwを付けます。wが付いていない場合、アクティブビューの作業平面座標が使用されます。
World x,y,x
w9,3,4
ワールド極座標
w78<32
ワールド座標を使用するには
コマンドプロンプトでwx,y,z形式で座標を入力し、Enterキーを押します。
例
Lineコマンドを開始し、線の1点目をw0,0,0とタイプし、Enterキーを押します。
これで線の始点がワールド座標の原点に設定されます。
直線の終点...のプロンプトで、w12,6,10とタイプし、Enterキーを押します。
線はワールド原点から始まり、ワールド座標の12,6,10の点まで作成されます。
LineやPolylineなどのコマンドで、相対点を指定できます。
作業平面
@3,4 (1つ前の点からx方向に3単位、y方向に4単位移動。)
r3,4
R3,4
@5<30 (相対点はどの点形式とでも使用できます。)
ワールド
@w11
r4<45
@4<45
相対極ワールド
rw4<45