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ViewportPropertiesコマンド

ビューポートのプロパティを管理します。

3つのビューポートのページ(標準ビューポート、ページビューポート、詳細ビューポート)には、それぞれのビューポートに関連する情報とコントロールが表示されます。

モデルビューポートのプロパティ

一般情報

タイトル

ビューポートタイトルビューポート左上隅に表示されます。

サイズ

ビューポートのサイズをピクセルで指定します。

投影

平行

ビューポートの投影モードを平行投影に設定します。

ソフトウェアによっては、平行投影ビューは直交ビューと呼ばれます。平行投影のビューではグリッド線はすべて平行に表示され、同一のオブジェクトはビューのどこにあっても同じサイズで表示されます。

パース

ビューポートの投影モードを3点透視投影に設定します。

パースビューポートでは、グリッド線が消尽点に収束します。この方法は画像に奥行きの感覚を与えます。パース投影では遠くにあるオブジェクトは小さく見えます。すべての3つの方向は、1点に収束します。

2点パース

ビューポートの投影モードを2点透視投影に設定します。これは、Z方向は消尽点に収束しないことを意味します。

2-pointprojection.png
平行投影(左)、3点パース投影(中央)、2点パース(右)

35mmカメラレンズ

レンズ長

投影をパースに設定すると、カメラのレンズ長を変更することができます。35mmカメラの「通常」のレンズ長は43~50mmです。

カメラとターゲット位置

カメラは、視点のX,Y,Z位置(目の位置)を表します。

ターゲットとは、空間のビューポートの中心位置(X,Y,Z位置)で、ビューが回転する中心です。

各ビューポートにはそれぞれのカメラがあります。

camera_target.png
Cameraコマンドを用いて表示したカメラ(1)とターゲット(2)

Camera

ワールド座標でのカメラ位置です。座標をタイプ入力して、または設定をクリックして位置をピックします。

Cameraコマンドのトピックもご覧ください。

設定ボタン

クリックしてカメラの位置をピックします。

ターゲット

ワールド座標でのターゲット位置です。座標をタイプ入力して、または設定をクリックして位置をピックします。

Cameraコマンドのトピックもご覧ください。

設定ボタン

クリックしてターゲットの位置をピックします。

カメラとターゲットを設定ボタン

クリックしてカメラとターゲットの位置をピックします。

壁紙オプション

壁紙はビューポートのグリッドの背景にあるビットマップです。これはビューをズーム、パン、回転しても変わりません。

ファイル名/参照ボタン

壁紙のファイル名を表示します。

参照ボタンをクリックしてファイルを選択します。

壁紙を表示

壁紙の表示/非表示を切り替えます。

壁紙をグレースケールで表示

壁紙をカラーではなく灰色のイメージとして表示します。

Rhinoは壁紙ビットマップイメージをRhinoドキュメントファイルに保存します。

次も参考にしてください。

ビューポートを管理する